菊池事件再審請求で三者協議 次回は12月19日 弁護団「地裁慎重」
毎日新聞 / 2024年11月5日 19時19分
1952年に熊本県で起きた殺人事件で、ハンセン病とされた男性が無実を訴えたまま隔離施設内の「特別法廷」で裁かれて死刑になった「菊池事件」の再審請求で5日、熊本地裁(中田幹人裁判長)で地裁、検察、弁護団による三者協議があった。
菊池事件の再審請求を巡っては10月1日、弁護側が要求した九州大名誉教授、内田博文氏(刑事法)の証人尋問があった。内田氏は憲法違反の裁判手続きは再審開始の理由になるという「憲法的再審事由」を主張。地裁の判断に注目が集まっている。
三者協議は非公開で約30分間。弁護団によると、次回協議は12月19日に予定されているが、同5日に検察、弁護団双方に電話で地裁が考える今後の方向性が伝えられるという。
弁護団共同代表の徳田靖之弁護士は「地裁側はこれまで例のない判断に慎重になっていると考えられる」と述べた。【野呂賢治】
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【飯塚事件】福岡高裁が証拠品リスト・捜査報告書の開示を検察に勧告 弁護団「裁判所が大きく踏み出した」
FBS福岡放送ニュース / 2024年10月28日 19時19分
-
飯塚事件で福岡高裁 検察に証拠目録など開示勧告 弁護団「大きく一歩踏み出した」
RKB毎日放送 / 2024年10月28日 19時0分
-
飯塚事件、検察に開示勧告 証拠目録など、福岡高裁
共同通信 / 2024年10月28日 17時10分
-
【課題】再審の行方を左右する「証拠開示」を考える 法律に規定なく「裁判官の裁量」えん罪被害を繰り返さないために
FBS福岡放送ニュース / 2024年10月23日 11時14分
-
【袴田さん再審】静岡地裁で無罪判決も…3日後に控訴期限控え 弁護団が東京高検で「控訴せぬよう」申し入れ
Daiichi-TV(静岡第一テレビ) / 2024年10月7日 16時58分
ランキング
-
1【速報】行方不明だったドイツ人大学生 和歌山沖の海上で遺体で見つかる 旅行中に連絡途絶える スーツケースが駅のコインロッカーから発見
MBSニュース / 2024年11月5日 15時35分
-
2宮内庁次長「コメントは差し控える」 国連女性差別撤廃委の皇室典範“改正勧告”
日テレNEWS NNN / 2024年11月5日 15時28分
-
3「裏金問題」「50-50」=流行語大賞、候補30語を発表
時事通信 / 2024年11月5日 14時4分
-
4南海トラフ臨時情報、20~30代の3割以上が「発表も知らない」
毎日新聞 / 2024年11月5日 16時0分
-
5【速報】東京・葛飾区の強盗致傷 新たに実行役とみられる23歳の男逮捕 警視庁
日テレNEWS NNN / 2024年11月5日 14時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください