1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

牛感染症「ランピースキン病」国内初確認 福岡でワクチン接種命令

毎日新聞 / 2024年11月18日 18時9分

福岡県庁=森園道子撮影

 福岡県は18日、同県糸島市の農場で牛の感染症「ランピースキン病」が確認され、まん延防止のため、家畜伝染病予防法に基づき牛にワクチン接種をさせる知事命令を出した。農林水産省によると、国内での感染事例は初で、6~14日に福岡県の8農場と熊本県の1農場で感染が確認された。

 ランピースキン病は、発症すると皮膚にいぼ状の結節ができたり、乳用牛の乳量が低下したりする。人には感染しない。アフリカ由来の伝染病で、ハエや蚊などによる媒介や、感染した牛の移動で拡大する。2019年以降にアジアでも感染が広がった。

 福岡県内では遺伝子検査の結果、14日までに8農場で陽性が判明。ワクチン接種を命じたのは、感染が確認された農場から半径20キロ以内の50農場(約5000頭分)で、21日~25年3月末に実施する。県は「ワクチンを接種した牛の肉・乳を飲食しても人への健康に影響はない」としている。【竹林静】

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください