Winkの鈴木早智子さん、介護施設で働いた3年「一人でも笑顔に」
毎日新聞 / 2024年12月26日 11時15分
介護施設の職員として働いた経験を語るアイドルデュオ「Wink」の鈴木早智子さん(左)と、振付師の香瑠鼓さん=名古屋市中村区の「子ども第三の居場所 えがおの架け橋」で2024年12月21日午後1時54分、田中理知撮影
アイドルデュオ「Wink」の活動停止後、介護施設で働いた経験がある鈴木早智子さんが、名古屋市で開かれた社会福祉とエンターテインメントについて考えるイベントに登壇した。Winkのヒット曲に合わせて参加者らとダンスを踊ったほか、介護現場での経験などを語った。
鈴木さんがゲストに招かれたのは、子育て支援施設で開かれたイベント「ウェルエン祭」。名古屋市内でダンスのワークショップなどを開く若子理愛子さんが主催した。Winkの振り付けを担当した振付師の香瑠鼓さんも登場し、参加した親子連れら約50人と一緒にヒット曲「淋しい熱帯魚」や、介護予防や機能回復のためのダンスを踊った。
鈴木さんは1988年、相田翔子さんとアイドルデュオ「Wink」でデビュー。96年にWinkの活動停止後も、歌手などとして芸能活動を継続してきた。12月からはラジオのパーソナリティーとしても活躍している。
トークイベントで、鈴木さんは介護施設職員として3年間働いた経験を明かした。新型コロナウイルス禍の慰問で施設を訪れた際、奮闘する職員を見たことがきっかけになったという。ただ、実際に働いてみると「自分がなくなるほど、職員が業務に追われていた。入居者との時間も十分取れなかった」と振り返った。
以来、鈴木さんは、介護職員の働く環境を改善するためにできることはないかを考えていたという。そんな時、香瑠鼓さんが障害者にダンスを教える活動などをしてきたことを知り、今回のイベント参加にもつながった。
鈴木さんは「何ができるか模索する毎日だが、少しでも、一人でも笑顔になってもらいたい」。香瑠鼓さんも「音楽やダンスなら、言葉ではないところでかかわれる。それがエンターテインメントのすごさだと思う」と話した。【田中理知】
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