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良い餅で良い年のスタートを 正月に向け餅作りが最盛期 名古屋

毎日新聞 / 2024年12月29日 16時46分

次々と仕上げられる新年用の鏡餅=名古屋市瑞穂区の山田餅本店で2024年12月27日、山崎一輝撮影

 正月用の鏡餅などの餅作りが、名古屋市瑞穂区の山田餅本店で最盛期を迎えている。

 米を蒸すせいろから湯気が立ち上る作業場では、つき立ての餅が運ばれると職人たちが手早く延ばしたり、形を整えたりしていた。

 同店では味が濃くておいしい東北産のもち米を使用。27日から5日間で約100俵(約6トン)を使い、職人ら約40人で大みそかの午前中まで製造販売するという。

 近年では核家族化や生活様式の変化から、以前に比べて小ぶりな5合分のもち米を使った「特丸」が一番人気という。

 山田克哉社長は「お正月に良い餅を食べて、良い年のスタートを切ってほしい」と話した。【山崎一輝】

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