ニッコリ笑ったハリセンボン 正月にちなんだ生き物展示 四国水族館

正面から見るとニッコリ笑っているように見えるハリセンボン＝四国水族館提供

　ニッコリ笑っているように見えるハリセンボン、商売繁盛の魚と言われるエビスダイ、頭部に小判型の吸盤があるコバンザメ――。香川県宇多津町の四国水族館で、正月にちなんだ生き物を展示する「お正月展2025」が開催されている。2025年2月3日まで。

　企画した同水族館の飼育員、西家大輔さん（31）は「お年玉や餅などお正月にちなんだクスリと笑える名前の魚も展示しています。四国水族館に来て初笑いをしてほしい」と呼びかけた。

　東京から帰省して母親と訪れた大西晴也ちゃん（5）は「ハリセンボンはかわいい。他の魚もかっこよかった」と喜んでいた。

　午前9時～午後6時。入館料は大人2400円▽小中学生1300円▽幼児（3歳以上）600円。問い合わせは同水族館（0877・49・4590）。【川原聖史】