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愛知・常滑で鳥インフルエンザ 県内今季2例目、12万羽殺処分に

毎日新聞 / 2025年1月6日 21時8分

愛知県内で今季2例目となる高病原性鳥インフルエンザの感染確認を受けて開催された県の緊急対策会議=名古屋市中区の県庁で2025年1月6日午前9時34分、加藤沙波撮影

 愛知県は6日、高病原性の鳥インフルエンザを疑う事例が5日に見つかった同県常滑市の養鶏場から、同インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。県内での感染確認は今季2例目。この養鶏場で飼育する約12万羽の殺処分が始まった。

 この養鶏場は、2日に感染確認された今季1例目の養鶏場の近くにある。感染が確認された養鶏場の周辺の農場では、鶏などの移動や搬出が制限される。ただ、制限区域内でも出荷を希望する農場に対しては、陰性確認や出荷先の特定などを条件に出荷再開が認められた。

 大村秀章知事は6日の定例記者会見で「効率的に防疫作業を行い、一日も早い終息に向け全力で取り組んでいく」と述べ、今後農場への財政支援を行う意向も示した。【加藤沙波】

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