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王将戦75期から日本将棋連盟の単独主催に 毎日新聞は特別協力

毎日新聞 / 2025年1月7日 15時0分

日本将棋連盟のある将棋会館=東京都渋谷区で2024年9月8日、宮間俊樹撮影

 日本将棋連盟は7日、ALSOK杯王将戦について、10日に予選が始まる第75期から単独で主催すると発表した。これまで将棋連盟とともに主催し、七番勝負の開催地選定や運営を担ってきた毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社は、特別協力の立場となり、報道に専念する。

 将棋連盟から毎日・スポニチ両社に対し、王将戦をより一層発展させるため主体的に運営したいと申し出があり、合意した。両社は第75期以降も従来通り王将戦の熱戦を報じる。藤井聡太王将(22)に永瀬拓矢九段(32)が挑戦し、12日に静岡県掛川市で開幕する第74期七番勝負は3者で主催する。

 王将戦は八つのタイトル戦のうち、名人戦(毎日新聞社、朝日新聞社、日本将棋連盟主催)に次いで2番目に長い歴史を持つ。1950年に毎日新聞社が創設し、翌51年にタイトル戦に格上げされた。77年の第27期からスポニチが主催に加わり、勝者が開催地の観光資源をアピールする「勝者の記念撮影」などスポーツ紙らしい斬新な企画でも人気を集めてきた。【丸山進】

 毎日新聞社社長室広報ユニットの話 王将戦については、特別協力の形でこれまで通り報じていきます。今後とも、名人戦と併せて将棋界の発展に貢献していきます。

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