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チームナックスの森崎博之さん、自信胸に独り舞台再演 テーマは農業

毎日新聞 / 2025年1月9日 15時30分

舞台への意気込みを語る森崎博之さん=札幌市中央区で2024年12月25日午後1時18分、今井美津子撮影

 人気演劇ユニット「TEAM NACS(チームナックス)」のリーダー、森崎博之さん(53)による農業をテーマにした独り舞台「AGRIman SHOW(アグリマンショー)」が2~3月、北海道内7カ所で行われる。2023年の再演だが、今回は農業従事者に敬意を込め、公演名に「for AGRIman」を付け加えた。森崎さんは「見た人が農業ってかっこいいと思えるショーにしたい」と思いを語る。

 森崎さんは08年から北海道放送(HBC)の農業番組「森崎博之のあぐり王国北海道(現・あぐり王国北海道NEXT)」に出演し、「北海道農業の応援団長」を自任する。

 23年、チームナックスの5人それぞれが表現したい舞台を形にするソロプロジェクトを行うことになり、森崎さんがテーマに選んだのが農業だった。「番組で道内各地の生産者を訪ね、自分の中にある宝物のようなエピソードをショーとして伝えたかった」と話す。

 舞台では独り芝居に加え、歌や料理、イリュージョンなどを披露する。森崎さんは「初演の時は『農業ショーなんて誰が見るんだろう』と自信がなく、初日まで逃げ出したい気持ちだった」と振り返る。

 しかし初演の舞台で拍手喝采を浴び、チームナックスの道外での仕事を手がける芸能事務所「アミューズ」の大里洋吉会長にも「お前がやってきた中で一番面白かった」とお墨付きをもらったという。「今回は自信を持って臨めます」と胸を張る。

 再演に際し、3本ある独り芝居のうち1本は「あぐり王国」に出演した子供の成長から着想した新作を加える予定で、脚本は自ら書き下ろすという。「農業の話ができるのは学者や食品会社の人などたくさんいる。でも、農業の話も演劇もできる人は僕しかいない」と、自ら舞台に立つ意義を語る。

 森崎さんは「新聞やテレビで見る農業のニュースは後継者不足や円安の影響など暗い話ばかり。フードロス問題や食糧不足などにどう向き合うのかについて、楽しく笑いながら伝えたい」と話した。

 公演は農繁期を避けて設定したといい、2月12、13日の札幌公演(共済ホール)を皮切りにスタート。同15日に旭川市公会堂▽同22日に北見市民会館大ホール▽3月2日に七飯町文化センターパイオニアホール▽同8日に根室市総合文化会館大ホール▽同15日に稚内総合文化センター大ホール▽同29日に幕別町百年記念ホール――で行われる。チケットは全席指定6500円で、一般販売は1月11日から、ローソンチケット「ローチケ」のウェブサイトで。【今井美津子】

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