1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

バスケ部だった乃木坂46・金川紗耶さん 「この経験があったから」

毎日新聞 / 2025年1月12日 11時0分

乃木坂46の金川紗耶さん=札幌市中央区で2024年12月24日、貝塚太一撮影

 乃木坂46の金川紗耶さん(23)は高校受験のときに乃木坂46の曲を聴き、アイドルになることを志したといいます。部活動での経験は、いまメンバーたちと切磋琢磨(せっさたくま)するうえで役立っているそうです。どのような学生時代だったのでしょうか。【聞き手・金将来】

「裸足でSummer」に憧れ

 4人姉妹の長女で、幼少期は元気でやんちゃな子どもでした。家族で温泉旅行に行ったり、動物園や水族館に遊びに行ったりしたときは、人混みの中を走り回ってよくはしゃいでいたみたいです。中学校、高校と進学するにつれて、少しずつ性格は変わったかもしれませんが、基本的に明るく天真らんまんに育ったと思います。

 アイドルを目指したきっかけは、高校受験期に乃木坂46に出会ったことでした。斎藤飛鳥さんがセンターを務めた曲「裸足でSummer」を聴き、憧れを抱いたことを覚えています。ダンスをしたかったので、ダンス部がある高校を志望しました。何が何でも合格するんだと一生懸命に勉強しました。心が折れそうなときは乃木坂の曲を聴いて支えにしました。この曲と出会えたからこそ、受験を乗り越えられたと思いますし、本格的にアイドルになろうと決断できました。

 高校2年で乃木坂のオーディションに合格し、アイドルとしての活動がスタートしました。正直、自分がアイドルになれるとは思ってもいなかったですし、憧れた乃木坂に入ることになるなんて、考えてもみませんでした。でも、いま思えば、中高時代に勉強にも部活動にも全力で取り組んだことが、アイドルになるという夢の実現につながったのかもしれません。

アイドル人生を楽しむ

 中学時代の部活動は、アイドルとしての貴重な土台となっています。バスケットボール部で副キャプテンを務めました。嫌われる覚悟を持って時に厳しい言葉をかけながら部員たちと向き合うことは勇気がいりました。乃木坂のメンバーたちと意見交換し、自分の考えや気持ちを率直に伝えられるのはこの経験があったからこそです。

 周囲への感謝の気持ちも部活動を通して強く持つようになりました。ステージを成功させられるのは、メンバーや多くのスタッフの方々の努力や支えがあってこそですし、ファンの応援があってこそです。決して自分一人の力で成し遂げることはできません。それは部活動も同じでした。監督や部員の皆がいたからこそ試合に勝つことができました。支えてくださる周りの方々への感謝の気持ちは、どんなときでも忘れないように心がけています。

 これまで挫折やつらいこともたくさんありましたが、いまはアイドル人生をとにかく楽しむことを大事にしています。グループとしては国内外を問わず大きな舞台に立つことを目標にしていますし、個人としては生まれ育った北海道での仕事を増やして、道民の方々にもっと乃木坂を知ってほしいという気持ちがあります。これからも私が踊って歌う姿を通して、少しでも多くの方々に元気や勇気を届けることができたらうれしいです。

かながわ・さや

 2001年、札幌市生まれ。高校2年時の18年にオーディションに合格して乃木坂46のメンバー入り。アイドルとしての活動のほか、ファッション誌の専属モデルやラジオ番組のレギュラーを務める。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください