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群馬名物「みそパン」、上越新幹線で東京へ 14日から販売

毎日新聞 / 2025年1月12日 10時15分

フリアンパン洋菓子店の「みそバター」(左)と「みそパン」=前橋市内で、2024年12月5日午後3時45分、庄司哲也撮影

 JR東日本高崎支社は14日から新幹線で荷物も運ぶ貨客混載サービス「はこビュン」を使い、フリアンパン洋菓子店(群馬県沼田市)の名物パン「みそパン」と「みそバター」を東京駅構内の地産品ショップ「のもの東京駅グランスタ丸の内店」で販売する。同支社は「生産地・生産者とマーケットをつなぐ橋渡しを担い、地域活性化に取り組む」としている。

 毎週火曜日に上越新幹線たにがわ410号(高崎駅発午後0時4分、東京駅着午後1時)を使って商品を運び、東京駅構内の地下1階にある「のもの東京駅グランスタ丸の内店」で午後2時ごろから販売する。

 「みそぱん」(税込み302円)は、県産の小麦と尾瀬の名水を使い、特製ソフトフランスパンに自家製の甘じょっぱいみそダレをはさんだ沼田で定番の人気商品。「みそバター」(同324円)はみそパンにマーガリンをサンドし、甘じょっぱさとともにクリーミー感も加えた。販売は1日にそれぞれ30個。

 記者会見した樋口達夫支社長は「(みそパンは)保存料を使っておらず、これまでは焼き上げた翌日の販売になってしまうため、フリアンパン洋菓子店は首都圏での販売に踏み切れなかった。『当日販売ができるようになり、長年の構想がかなった』とコメントをいただいた」と語った。【庄司哲也】

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