人恋しい?マンボウ 改修工事で食欲減退、回復に効いたまさかの対策
毎日新聞 / 2025年1月15日 12時30分
山口県の下関市立しものせき水族館「海響館」で飼育されているマンボウが餌のクラゲを食べなくなり、アクリル水槽に体をこすりつけるなど一時的に体調不良になった。しかし、飼育スタッフが水槽に職員の制服を飾ったり、人の顔写真を張り付けたりしたところ、体調が回復に向かったという。現在、海響館は改修工事のため休館中。飼育スタッフは「来館者が突然いなくなったため、人恋しくて体調不良になったのかも」と不思議がっている。【山本泰久】
マンボウは昨年2月に高知県沖から海響館にやって来た。来館当初の体長は79・5センチ、体重27・65キロ。現在はもう少し大きくなっているという。性別は不明。
海響館は改修工事のため12月1日から休館。来館者が突然いなくなり、工事による振動や音が水槽に伝わったこともあってか、マンボウは直後から体調不良になった。寄生虫や餌の消化不良なども推測されたが、あるスタッフが「来館者がいなくなってさみしいのでは」と意見。試しに12月8日にスタッフの制服、人の顔写真をマンボウの水槽に張り付けたところ、同9日からクラゲを食べるようになり、少しずつ回復に向かい始めた。
展示スタッフの加藤舞さん(26)は「改修工事前から人気のマンボウ。来館者が水槽前に行くと寄ってくるなど、好奇心旺盛なんです」。海響館の公式X(ツイッター)でマンボウの様子が投稿されると、1250万回以上視聴され、「元気になってよかった」「人なつこいからさみしかったんですね」といった声が寄せられた。
加藤さんは「多くの人にマンボウに興味を持っていただき、工事が終わったら水槽の前で手を振ってあげてほしい」と話す。海響館は今夏に再びオープンする予定。
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