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奈良で墨作りが最盛期 昔ながらの手法で丹念に

毎日新聞 / 2025年1月15日 17時39分

手で墨を練り形を作っていく職人=奈良市で、村田貴司撮影

 固形墨の生産量1位の奈良市では、墨作りが最盛期を迎えている。1577年創業の老舗「古梅園(こばいえん)」では、職人たちが伝統的な製法で、一つひとつ丹念に墨を作っている。

 原料のすす、にかわ、香料を混ぜ合わせ練って、木型で成型された墨は灰に埋めて乾燥させる。さらにわらで編んで作られた縄でつるす昔ながらの手法で約1~6カ月かけて乾燥させる。

 墨作りは、飛鳥時代に中国から伝わり奈良を中心に発展したとされる。また、最近では外国人観光客にも人気だ。同社の袋亜紀さん(52)は「一人でも多くの方に手に取ってもらえるよう、墨の伝統を残していきたい」と話した。【村田貴司】

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