琵琶湖でウインドサーフィン練習中の大学生死亡 ボートセーリング部員

滋賀県近江八幡市

　15日午後8時15分ごろ、滋賀県近江八幡市佐波江町の琵琶湖上でウインドサーフィンの練習をしていた際に行方不明になった同志社大学生、畑野伶介さん（21）＝京都府京田辺市三山木中央＝が湖岸で意識不明の状態で発見され、約2時間半後に死亡が確認された。

　近江八幡署によると、畑野さんは同志社大ボートセーリング部に所属。15日午後3時ごろから、ライフジャケットを着て他の部員4人と野洲市菖蒲の湖岸を出発し、沖合約200メートル付近でそれぞれ個別に練習をしていた。畑野さんは練習終了時間を過ぎても戻らず、午後4時半ごろ、部員の一人に畑野さんから「動けなくなっている」と携帯電話で連絡があった。部員は近くの施設の職員に「ウインドサーフインの帆が折れて漂流している」と連絡。職員が110番通報した。その後、部員が出発地点から約3キロ離れた近江八幡市佐波江町の集合場所の湖岸に打ち上げられた畑野さんを発見した。同署は詳しい事故原因を調べている。【菊池真由】