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天皇、皇后両陛下が神戸入り 被災経験者と懇談 阪神大震災30年

毎日新聞 / 2025年1月16日 19時54分

新開地まちづくりNPOの高四代理事長(左)と話される天皇、皇后両陛下=神戸市の兵庫県立兵庫津ミュージアムで2025年1月16日(代表撮影)

 天皇、皇后両陛下は16日、阪神大震災の30年追悼式典に出席するため、神戸市に入られた。この日は、兵庫県立兵庫津ミュージアムで被害状況を示すパネルや復興までの歩みを紹介する特別展示を見学した。また、街の再建などに力を注いできた人々とも懇談した。

 ミュージアムでは、震災の経験や教訓を次世代につなぐために絵本を制作していると説明があり、天皇陛下は「(兵庫県では)語り部活動もありますね」と応じていた。

 懇談では、市内で理容室を営む高(たか)四代(よんだい)さん(77)が、自身も被災しながら避難生活を送る人々を支え、商店街の立て直しに取り組んできたことを話した。天皇陛下は「一番大変なことはどういうことでしたか」と質問し、皇后雅子さまは「たくさんの方を助けられて。本当に当時は大変でしたね」とねぎらっていた。

 懇談後、高さんは取材に「(両陛下が)我々のことを心配してくれているとつくづく感じた。これからも街を盛り上げていきたいと思いました」と笑顔を見せていた。

 17日は神戸市である追悼式典に出席して、天皇陛下がおことばを述べる。【高島博之】

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