真っ赤な大粒、食べ比べ堪能 イチゴ狩りシーズン到来 農園にぎわう

大粒のイチゴに笑顔の来園者＝宮崎県延岡市で2025年1月19日午後1時57分、重春次男撮影

　イチゴ狩りのシーズンを迎え、宮崎県延岡市大貫町の観光農園がにぎわっている。訪れた家族連れらは甘い香りが漂う農業用ハウス内で、真っ赤に熟したさまざまな種類の大粒のイチゴを摘み取り、食べ比べを堪能している。

　市内の「いちにのいちご園」は3棟のハウス計30アールで、甘さや酸味が異なる紅ほっぺ▽おいCベリー▽はるひ▽とちおとめ▽さがほのか――の5種のイチゴを栽培する。

　家族と訪れた延岡市立旭小3年の渡辺心結（ここな）さん（9）は自分で摘んだイチゴをほお張りながら「とてもおいしい」と笑顔で喜んでいた。

　節賀誠司代表（49）は「寒さで甘みがのり出来は上々」と話した。問い合わせは同園（080・1536・4202）。要予約で月、金曜は休園。【重春次男】