1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

文科相「検討が必要」 国立大の3割が授業料標準額の見直し期待

毎日新聞 / 2025年1月21日 14時40分

閣議後記者会見で記者の質問に答える阿部俊子文部科学相=東京都千代田区で2025年1月21日午前10時45分、井川加菜美撮影

 阿部俊子文部科学相は21日の閣議後記者会見で、毎日新聞のアンケートで国立大学の約3割が授業料標準額を「見直すべき」だと回答したことについて「丁寧に検討していくことが必要だ」と述べた。

 年額53万5800円と定められている国立大授業料の標準額は、2005年に改定されて以来、20年間据え置かれている。各大学の判断で2割を上限に引き上げることができると定めており、24年に東京大が値上げを発表した。

 毎日新聞が全国の国立大を対象に実施したアンケートでは、独自に値上げを検討しているのは1割に満たない一方、約3割が標準額を「見直すべき」だと回答。一定数が国による値上げを期待している状況が浮かんだ。

 阿部氏は授業料について、有識者による検討会で議論していることに触れ「検討会の議論の状況を踏まえながら検討することが必要」と述べた。また、国立大への支援について「25年度予算案で運営費交付金1兆784億円を計上した。各大学が安定的、継続的に教育研究活動を実施できるよう取り組みたい」と強調した。【井川加菜美】

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください