LA山火事 姉妹都市・名古屋市が救援金募集、2月28日まで

米国・ロサンゼルス市への救援金の協力を呼びかける名古屋市の広沢一郎市長（左端）ら＝名古屋市中区で2025年1月21日午後0時22分、真貝恒平撮影

　名古屋市は21日、大規模な山火事被害を受けた姉妹都市・米国ロサンゼルス市への救援金の募集を始め、広沢一郎市長らが街頭で募金への協力を呼びかけた。

　募金箱は名古屋国際センター（中村区）▽市民活動推進センター（中区）▽港防災センター（港区）▽観光文化交流局国際交流課（中区）――の4カ所に設置。募集期間は2月28日まで。

　市はすでに災害見舞金として100万円の贈呈を決定。両市は1959年4月に姉妹都市提携を結び、同年9月の伊勢湾台風では、ロス市が1185万円（現在では約2億円に相当）の義援金を名古屋市に贈呈している。広沢市長は20日の定例記者会見で「大切な友人として、寄付してほしい」と話した。【真貝恒平】