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薩摩-大隅両半島を結ぶ定期船の新路線 2月8日に開設

毎日新聞 / 2025年1月23日 14時55分

マリンポートかごしま-鹿屋港に定期船として就航する「なんきゅう8号」=鹿児島市中央港新町のマリンポートかごしまで2025年1月22日午後2時18分、梅山崇撮影

 鹿児島県の薩摩、大隅両半島を結ぶ定期船の新路線が2月8日に開設される。「なんきゅうドック」(鹿児島市)が運航し、マリンポートかごしま(同市)と鹿屋港(鹿屋市)間を朝夕各1往復、約30分で結ぶ。

 両半島の定期航路は、同社が山川港(指宿市)と根占港(南大隅町)間で運航する「フェリーなんきゅう」と桜島フェリー、鴨池・垂水フェリーがあり、4路線に増える。

 マリンポート―鹿屋間は旅行会社の依頼で観光客向けの不定期運行していたが、地元の要望を受け定期路線化を決めた。60人乗りの小型高速旅客船「なんきゅう8号」(18トン)を使う。

 なんきゅうドックの今村弘彦会長(85)は「観光客にも地元の人にも資する路線になれば」と話す。

 ダイヤは午前がマリンポート7時40分発、鹿屋8時半発。午後はマリンポート2時40分発(土日祝は3時10分発)、鹿屋4時発。大人1800円、小学生以下900円で、8枚つづりの回数券が1万800円。自転車は別途300円。車やバイクは不可。

 問い合わせは専用ダイヤル(099・261・3844)=就航日に開設。【梅山崇】

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