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航空自衛隊のF35、海外で初の共同訓練へ 日米豪の機体そろい踏み

毎日新聞 / 2025年1月24日 20時51分

 航空自衛隊の最新鋭ステルス戦闘機F35Aが2月、米領グアム周辺で日米豪3カ国による共同訓練に臨む。空自がこれまでに同機を海外の共同訓練に派遣したことはなく「3カ国のF35が初めてそろい踏み」になるという。

 空自トップの内倉浩昭・航空幕僚長は今月23日の定例記者会見で「3カ国の防衛協力、交流の着実な進展を象徴するものだ」と強調した。2024年5月の日米豪防衛相会談で、3カ国のF35による共同訓練を今後2年間、各国で実施する方針が確認されていた。

 共同訓練は「コープノース」と呼ばれ、日米豪が共催し、年1回実施している。今回は2月3~21日を予定。広大なグアムの訓練空域を生かして、高いステルス性やセンサー機能といったF35の特徴を踏まえた連携や、同等の性能を持つ機体への対処を鍛える。

 空自は約250人態勢で訓練に臨み、F35Aを6機、空中給油・輸送機KC46Aを1機、早期警戒機E2Dを2機、それぞれ派遣する。【松浦吉剛】

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