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ラグビーの五郎丸歩さんら、輪島を訪れスポーツ交流 住民110人と

毎日新聞 / 2025年2月1日 16時13分

ラグビー元日本代表の五郎丸歩さん(右)扮(ふん)する鬼に豆を投げて退治する地元の子どもたち=石川県輪島市門前町で2025年2月1日午後0時43分、阿部弘賢撮影

 ラグビー元日本代表の五郎丸歩さんらアスリートが1日、石川県輪島市門前町を訪れ、住民らと一緒にスポーツをするなどして交流した。地元の中学生や親子連れ、高齢者ら約110人が参加した。

 スポーツを通じた社会貢献活動を行う「日本財団HEROs(ヒーローズ)」による能登支援活動の一環。2024年2月以降、復旧支援やスポーツ交流などで、延べ360人以上のアスリートが被災地の学校などを訪れている。

 この日は、五郎丸さんのほか、マラソンの谷川真理さん、ハンドボール「北國ハニービー石川」元監督の東俊介さんなど、スポーツ関係者約20人が参加した。アスリートたちは、華麗なプレーなどを見せながら、それぞれの競技を紹介。五郎丸さんは、体の前で両手を組んで集中力を高める“五郎丸ポーズ”をした後、強烈なキックを披露した。参加者らは、ハンドボールやラグビー、バスケットボールなどの基本的な動作を教わったり、ミニゲームをしたりして楽しんだ。

 2日の節分にちなみ、昼は谷川さんらが作った恵方巻きが振る舞われた。続いて五郎丸さんらが扮(ふん)する鬼が登場し、子どもたちが一斉に豆をまいて退治した。参加した同市立門前中1年、田端漣(れん)さんは「アスリートの人たちと一緒に遊んで元気をもらえた」と笑顔を見せた。

 アスリートたちは町内の仮設住宅も訪れた。五郎丸さんは「選手として(ラグビー)W杯に行かせてもらった恩を返したいという思いで活動している。できることは多くはないが、交流を通じて一人でも多くの人に笑顔になってもらえたらうれしい」と話した。

 日本財団HEROsは2日も同市町野町でスポーツ交流を行う。【阿部弘賢】

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