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くろがね堅パン、小倉城…地球の歩き方・北九州1周年でカプセルトイ

毎日新聞 / 2025年2月2日 10時45分

「キタキューコレクション」のアクリルキーホルダー8種類=北九州市小倉北区紺屋町の毎日新聞西部本社で2025年2月1日午後6時43分、城井謙治撮影

 旅行ガイドブック「地球の歩き方 北九州市」が1日、発売1周年を迎えた。小倉北区のJR小倉駅JAM広場で記念イベントがあり、市民らに愛されている名所や名店、グルメなどをモチーフにした8種類のカプセルトイ「キタキューコレクション」(各500円)が合わせて披露された。

 カプセルトイは、市の情報発信や地域活性化を支援する「gaaboo」(ガーブー、東京)とソライロ(小倉北区)が、発売1周年に合わせて新しいお土産、地元自慢のアイテムにと企画した。

 「鉄のように硬い」と例えられるくろがね堅パン▽小倉城▽サンドイッチ専門店のOCM▽シャボン玉石けん▽パン店のシロヤ▽東筑軒のかしわめし▽貸衣装のみやび小倉本店▽揚子江の豚まん――のロゴやパッケージなどをデザインしたアクリルキーホルダー。まず各1000個を発売し、累計5万個を目標に掲げる。

 この日は、小学生以下の子ども100人を対象に無料のカプセルトイ体験会もあり、多くの家族連れでにぎわった。八幡西区の浅川小3年、伊藤紘大(こうた)さん(9)は弟の瑛大(えいた)さん(7)と母親と一緒に来場。「弟と同じ堅パンが出てうれしい」と笑顔を見せた。

 カプセルトイは2日にセントシティ特設会場で、5日以降に北九州空港や小倉城そばの売店「しろテラス」、北九州おみやげ館(門司区)、JR小倉駅などで順次販売される。

 市の観光地や特産品などの魅力を紹介する「地球の歩き方 北九州市」は、国内版が東京や北海道など都道府県単位で展開されるなか、初めて市単独版で出版された。表紙には北九州モノレール小倉駅から、市ゆかりの漫画家・松本零士さんの「銀河鉄道999」のラッピング列車が出発する様子が描かれ、発売2カ月で累計発行部数7万部を突破するなどヒットしている。

 記念イベントで武内和久市長は「北九州市は今、明るいニュース、前向きなニュースが多くなっている。『地球の歩き方』を読み込んで多くの方に紹介し、さらにこの街を前に進めていきましょう」とあいさつ。市出身で「地球の歩き方」編集室に北九州市版の出版を売り込んだガーブーの辻正隆社長は「成功にほっとしている。街の再発見がテーマになりよかった」と話した。【城井謙治】

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