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「H3」5号機を打ち上げ 日本版GPS衛星「みちびき6号機」を搭載

毎日新聞 / 2025年2月2日 17時35分

準天頂衛星「みちびき6号」を搭載して発射されたH3ロケット5号機=鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターで2025年2月2日午後5時半、本社ヘリから上入来尚撮影

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2日午後5時半、鹿児島県の種子島宇宙センターから、政府の準天頂衛星「みちびき6号機」を載せた国産の新型主力ロケット「H3」5号機を打ち上げた。衛星は29分後に分離され、高度約3万6000キロの静止軌道を目指す。

 みちびきは「日本版GPS(全地球測位システム)衛星」とも呼ばれる測位衛星で、現在4基が運用中。政府は2026年度までに3基増やし、他国の衛星に頼らず日本上空を常時カバーできる7基体制を整備する計画を掲げる。

 H3は25年度中に引退予定のH2Aの後継機として、JAXAと三菱重工業が14年から約2200億円をかけて開発した。世界で宇宙ビジネスが活発化する中、日本の今後約20年の宇宙輸送を支える新たな基幹ロケットとして期待されている。

 「試験機」の位置づけだった23年3月の初号機打ち上げには失敗したが、2~4号機は3回連続で成功している。【阿部周一】

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