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歌舞伎町で外国人向け違法風俗営業疑い インバウンド需要狙ったか

毎日新聞 / 2025年2月4日 12時25分

東京・歌舞伎町の性風俗店から押収されたパソコンやスマートフォン、写真パネル=警視庁新宿署で2025年2月4日午前11時50分、菅健吾撮影

 東京・歌舞伎町で「メンズエステ」と称して性風俗店を違法に営業したとして、警視庁保安課は4日、経営者の須藤一樹容疑者(54)=東京都新宿区=ら男性7人を売春防止法違反(場所提供など)の疑いで逮捕したと発表した。

 須藤容疑者らは遅くとも2021年3月ごろから、「SPARAKU」などの店名で2店舗を営業。英語のホームページを開設するなどして、訪日外国人を集客していた。客の6~7割が外国人だったとされ、警視庁はインバウンド需要を当て込んだとみている。

 逮捕容疑は24年10~12月、東京都新宿区歌舞伎町の雑居ビルで、いずれも20代の女性従業員6人が売春に使うと知りながら個室を提供したとしている。須藤容疑者は「日本人女性と安い値段で遊べるとうたい外国人客を集めた」と供述し、容疑を認めているという。

 警視庁によると、中国、韓国などアジア圏の他、米国やカナダなどからの訪日客も利用していたという。店舗は外国人の客引きを使い、料金もそれぞれの国の通貨で支払い可能だった。

 歌舞伎町の大久保公園周辺で売春行為をしている際に勧誘されたり、ホストクラブの遊興費を稼ぐ目的で働き始めたりする女性従業員もいたという。【加藤昌平】

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