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40日間熟成、甘み蓄え 「蔵出しみかん」出荷始まる 岐阜・海津

毎日新聞 / 2025年2月7日 11時29分

貯蔵庫の中で甘みを蓄える「蔵出しみかん」=岐阜県海津市南濃町で2025年2月6日、山崎一輝撮影

 貯蔵庫内で寝かせて甘みを蓄えた特産品「蔵出しみかん」の出荷が、岐阜県海津市南濃町で始まっている。

 同町吉田の生産農家、岡田好文さん(74)宅では、昨年11月下旬から晩生の温州(うんしゅう)ミカン「青島」などの収穫を開始。約70年前から伝わる土蔵などの貯蔵庫は室温5度前後に保たれ、ミカン約3トンを木箱に入れて保管している。

 収穫後、朝の冷たい空気を蔵に入れて色味を深めるなど約40日間熟成。昨季の暖冬の影響で虫害があったため収穫は例年に比べて減少したが、酸味が抜けて甘さが徐々に引き出され、おいしいミカンができているという。

 岡田さんは「肌つやなどを良くして、健康にも良いミカンを味わってほしい」と話す。出荷は3月中旬まで続き、JAの「ファーマーズマーケット南濃店」などで販売されている。【山崎一輝】

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