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藤井王将らトップ棋士ずらり ラッピングバスが王将戦盛り上げ 大阪

毎日新聞 / 2025年2月9日 12時0分

谷川浩司十七世名人、藤井聡太王将、羽生善治九段、豊島将之九段福間香奈女流五冠がデザインされた「高槻将棋ライナー」=大阪府高槻市提供

 関西将棋会館(日本将棋連盟)が移転した大阪府高槻市は、「将棋のまち」をPRするため、トップ棋士をデザインした「ラッピングバス」を運行している。15日から「ALSOK杯第74期王将戦七番勝負」(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催)第4局が同市内で開催される、タイトル戦の盛り上げにも一役買っている。

 藤井聡太王将(22)に永瀬拓矢九段(32)が挑む王将戦は、藤井王将が3連勝で4連覇に王手をかけている。そのまま連勝で藤井王将のV4達成なるか、永瀬九段が一矢を報いるか、注目の集まる一局となっている。15、16日、同市の温泉旅館「山水館」で開催される。

 ラッピングバスは5種類12台が運行中。特別版ともいえる「高槻将棋ライナー」には、藤井王将をはじめ、谷川浩司十七世名人、羽生善治九段、豊島将之九段、福間香奈女流五冠といったトップ棋士をプリント。車内にもポスターや直筆サインなどが飾られる「将棋一色」のバスだ。

 そのほか、藤井王将とA級順位戦9人の棋士が並ぶものや、同連盟の関西本部に所属する棋士たちを集めたものなど、盛りだくさん。運行路線や時間は、その日ごとに異なるといい、どのラッピングバスを目撃できるかは運次第だ。

 江戸時代に整備された高槻城内の三の丸跡では、将棋駒が多数発掘されており、高槻藩の藩主たちが将棋をたしなんでいたことが分かっている。高槻市は2018年、全国の自治体としては初めて連盟と包括連携協定を締結。振興を目指し「将棋のまち」として発信している。昨年12月には、関西将棋会館が大阪・福島から高槻に移転している。【デジタル編成グループ】

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