福島・野地温泉の宿泊客ら160人が雪崩で孤立 県道の除雪作業続く

福島市

　10日午前4時ごろ、福島市土湯温泉町の野地温泉に通じる県道が雪崩でふさがり、約5・6キロにわたって通行止めとなった。福島県によると、山間部の旅館2軒の宿泊客137人と従業員23人の計160人が孤立している。

　けが人や行方不明者などは確認されていない。電気やガス、水道などのライフラインは維持されており、電話で連絡も取れているという。県が除雪作業をしているが、復旧のめどは立っていない。

　雪崩の発生現場はJR福島駅から南西に約20キロの県道。【竹田直人】