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福島の受験生死亡事故 容疑者を危険運転致死傷罪で起訴 地検支部

毎日新聞 / 2025年2月12日 19時15分

横見咲空さんが車にはねられた現場付近。交番(中央)の目の前だった=福島県郡山市で2025年1月22日、根本太一撮影

 福島県郡山市内で1月に予備校生の女性が乗用車にはねられて死亡する事故があり、福島地検郡山支部は12日、車を運転していた郡山市昭和1、会社員、池田怜平(りょうへい)容疑者(34)を自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)と道交法違反(酒気帯び運転)で起訴した。池田被告は事故直後、過失運転致傷容疑で現行犯逮捕されたが、地検支部は事故の状況などから、法定刑の上限が過失運転致死傷(懲役7年)よりも重い危険運転致死傷(懲役20年)にあたると判断した。

 起訴状によると、池田被告は1月22日午前6時半ごろ、JR郡山駅前の市道で酒気帯び状態で乗用車を運転し、赤信号を無視して時速約70キロで交差点に進入したとしている。事故当時、青信号で横断歩道を歩いていた予備校生の横見咲空(さら)さん(19)=大阪府箕面市=ら2人が池田被告の車にはねられるなどし、横見さんが死亡し、もう1人が約2週間のけがをした。横見さんは大学受験のために福島県を訪れていた。

 県警郡山署などによると、現場の制限速度は40キロで、池田被告は前夜に飲酒して帰宅途中だった。福島地検の平野大輔・次席検事は「捜査の結果、危険運転致死傷罪が認定できると判断した」と述べた。【松本ゆう雅】

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