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お札が結んだ縁は強固なはず… 埼玉・深谷でお札サミット開催へ

毎日新聞 / 2025年2月12日 21時0分

1万円札=曽根田和久撮影

 1万円札の顔となった深谷市出身の実業家、渋沢栄一。市は12日、新札発行から1年を迎える7月3日に関係自治体、機関に呼びかけて「お札サミット」を開催すると発表した。「金の切れ目が縁の切れ目」と言われる世知辛い世情だが、お札が結んだ縁は強固になるはず……と、市は意気込んでいる。

 12日発表の2025年度当初予算案に、イベント開催費として573万円を盛りこんだ。市の計画によると、5000円札の津田梅子が開いた津田塾大(東京)、1000円札の北里柴三郎が生まれた熊本県小国町や北里大(同)、旧1万円札の福沢諭吉が育った大分県中津市などを想定。1万円札裏面の東京駅丸の内駅舎を設計した辰野金吾の故郷、佐賀県唐津市などに対象範囲を広げることも視野に入れている。

 小島進市長は「新札発行で、いろいろな自治体、関係団体とつながりができた。そのままというのは惜しい。同窓会ではないが、1年を期して改めて一堂に集まり新たな展開を考えていければと思っている」と話した。

 また、お札サミットに合わせて、昨年の新札発行日と同様、市役所中庭でビアフェスを開き、市民とともに新札発行1周年を祝う。【隈元浩彦】

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