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純金積立とは?かかる手数料や税金、取扱会社のある証券会社や地金商も紹介

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2017年2月1日 10時0分

純金積立とは?かかる手数料や税金、取扱会社のある証券会社や地金商も紹介

純金積立とは?かかる手数料や税金、取扱会社のある証券会社や地金商も紹介

金などの貴金属はインフレに強いとされ、価格変動も比較的小さいので長期的な積立投資に適しているといわれる商品のひとつです。金を積み立てできるのは、主に証券会社と地金商です。ここでは、純金積立にかかる手数料や税金、取扱会社のある証券会社や地金商も紹介していきます。

金やプラチナの積立で実物資産を増やそう!インフレに強いメリット

“実物資産”は、投資商品それ自体に価値がある

突然ですが、資産には、“金融資産”と“実物資産”があるって、知っていましたか? “金融資産”とは、お金や株、国債のように「そのもの自体は価値を持たないが、国や企業などの機関がその価値を保証している」ものです。

一方“実物資産”とは、金やプラチナ、家や土地などの不動産、美術品など、形が目に見えて、そのもの自体に価値がある資産を指します。実物資産は、「ある日突然無価値になってしまう」ことはないので、安定して持つことができます。同時に既に価値がある実物のため、インフレに強い資産といえるでしょう。

実物資産に投資するデメリットはないのでしょうか。
実物資産は、金やプラチナ、美術品自体が預金のように利子を生むわけではないので、現金収入の点では難しいところがあります。一方、不動産はアパートにしたりして収益を生む工夫ができますので、実物資産でかつ、利益を狙いたい場合は不動産投資を検討するのがよいかもしれません。

また、実物資産は流動性が低いので、お金が必要になって換金する際は、金やプラチナでも最低一週間ほどの余裕を見る必要があります。さらに、不動産や美術品の売却は、それなりの期間を見込んで、計画的に準備する必要があります。

ゼロにはならないが値動きあり!“有事の金買い”も

そのもの自体に価値がある実物資産ですが、売ったり買ったりする相場はどう動くのでしょうか。金の最近の安値は2000年ごろに1グラム1,000円台を付けました。高値は、2013年に一時5,000円台を付けたこともあります。

その差は約5倍! 激しい値動きの部類に入るかもしれません。値動きの激しい資産に投資する際に有効なのは、『積み立て投資』です。毎月など、一定の期間にコツコツ同じ金額を投資します。すると、相場の平均より購入金額が下がる、という投資手法で、“ドルコスト平均法”と呼ばれています。

このニーズに的確に答えた、『純金積立』を各社で準備しています。それぞれ特色があって、貴金属の専門ショップでは「アクセサリーに換えることができる」、楽天証券は「金額ではなく、一定のグラム数で買う」など、各社工夫を凝らしています。

国際情勢が緊張して、大きな紛争などが起こると、金の価格は上昇します。これを“有事の金買い”と言います。イスラエルへお嫁に行った友人は、お祝いに金貨を贈られたそうです。「逃げる時は、どの国でも通用する金貨を持って」という緊張感あふれるギフトでした。

平和な日本に感謝しつつも、インフレに備えて、実物資産へ投資を検討してみてはいかがでしょうか。工業製品にもなくてはならない金やプラチナ。今後の値上がりも期待できそうです。

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