【投資初心者向け】今あるお金でできる投資信託、株式投資、不動産
楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2018年10月30日 10時0分
【投資初心者向け】今あるお金でできる投資信託、株式投資、不動産
マネ活に興味がある女性なら、投資による資産形成を考えていることでしょう。投資初心者は、少額投資から始めるのがオススメです。投資信託や株式投資のほか、不動産投資でも少額投資が可能です。ここでは、今あるお金でできる投資方法について説明します。
将来のための投資はお金がない初心者でもできるの?
- 老後にかかるお金は夫婦で1億円?
資産形成を考えるなら、老後にいくら必要かを計算しておかなければなりません。仮に夫婦2人で1ヶ月にかかる生活費を25万円とし、90歳まで生きるとしても、60歳から90歳までの30年間で9,000万円が必要になります。老後には勤務先からの退職金や公的年金もありますが、それだけでは十分でないという人がほとんどだと思います。もちろん、実際にはもっと長生きすることだってあります。老後に必要な資金を準備するために、効率的な資産形成は欠かせません。
- 毎月のお小遣いの範囲内でも投資はできる!
将来の不安を解消するために、節約したりコツコツ貯金したりしている人も多いと思います。上手にお金を増やして資産を形成するために、投資を考えてみてはいかがでしょうか?ひと昔前は、投資を始めるにはまとまった資金が必要と考えられていました。しかし、今は様々な投資方法があり、毎月のお小遣い程度の少額から無理なく始められるものもあります。投資は怖いものではありません。漠然とした不安を抱えて悩んでいるよりも、正しい知識を身につけ、賢く資産運用していきましょう。
初心者でもできる3つの投資方法とは
ひとことに投資といっても、投資信託、株式投資、外貨預金、不動産投資、FXなどさまざまな方法があります。最近では仮想通貨も登場し、新たな投資方法として注目されています。これらの投資方法には、それぞれ、向き不向きやメリット・デメリットもあります。まずは、それぞれの投資方法の違いを知っておきましょう。
- 1. プロのファンドマネージャーが運用する投資信託
投資信託は、多数の個人投資家から集めたお金を「ファンド」としてまとめ、ファンドマネージャーと呼ばれるプロが運用するものです。ファンドマネージャーは株式や債券などの複数の金融商品に分散投資をしてリスクを抑えた運用を行い、得られた利益は各投資家に還元される仕組みになっています。投資初心者は、売り買いのタイミングやどんな商品(銘柄)に投資してよいかも分からないことが多いと思いますから、まずは投資信託から始めるのがオススメです。
投資信託は、1口100円という少額から始めることができ、気軽に投資できるのも魅力です。リスクが抑えられている分、株式投資に比べてリターンは小さめですが、預金よりも利回りが高くなっています。長期的な資産形成を目指す投資初心者には、投資信託はぴったりの方法です。
- 2. ある程度知識が必要だがリターンは大きい株式投資
株式投資は、株式を購入することにより、企業にお金を出資して利益を得る投資方法です。株式投資では、出資した企業の業績により配当金を受けられます。また、株式が値上がりしたときに売却すれば、売却益を得ることもできます。投資信託に比べてリスクは大きくなりますが、うまくいけば大きなリターンが得られる点が魅力です。
以前はまとまった資金が必要というイメージがあった株式投資ですが、現在では少額投資が可能になっています。株式ミニ投資(ミニ株)では、通常の10分の1の資金で株式を購入できるので、1万円程度の資金で株式投資ができます。また、株式累積投資(るいとう)は、決まった銘柄を定期的に一定の金額で継続して買い付けていくもので、やはり月1万円程度から購入ができます。
現在は、スマホで1,000円から米国株に投資できる『ワンタップバイ(One Tap BUY)』というサービスもあります。少額から外国株に投資してみたい人はチャレンジしてみるとよいでしょう。
- 3. 新しいスタイルの不動産投資なら少額投資も可能
不動産投資とは、マンションやアパートを所有し、賃貸して家賃収入を得る投資方法です。空室になった場合などにはリスクがありますが、うまくいけば安定した不労所得を得ることができ、節税効果もあるため、相続対策としてもよく利用されています。
多額の資金が必要と考えられていた不動産投資ですが、現在はクラウドファンディングという方法により、少額投資が可能です。クラウドファンディングとは、起業家などがインターネットを通じて不特定多数の人に資金提供を呼びかけ、調達した資金でプロジェクトを遂行し、資金提供者にリターンを還元するというものです。
クラウドファンディングを利用した不動産投資では、投資した資金はまとめて不動産ファンドに融資され、投資家は金利分を還元してもらえるしくみになっています。物件を所有する必要がなく、1口1万円程度から手軽に投資ができる上に、高い利回りが得られるというメリットがあります。
- FXや外貨預金、仮想通貨にメリットはある?
FX(外国為替証拠金取引)は、日本の通貨と外国の通貨を交換し、為替差益で利益を得る投資方法です。FXは数万円程度から取引できますが、担保として預ける証拠金に「レバレッジ」という倍率をかけることができ、証拠金の最大25倍までの取引が可能です。少額でも大きなリターンが得られる可能性がありますが、リスクが大きいため、長期的に資産形成する投資方法としてはあまりオススメできません。
ビットコインをはじめとした仮想通貨は、インターネット上で使える電子通貨で、法定通貨(硬貨や紙幣など)と交換できる換金性があります。少額から購入ができ、場合によっては大きな値上がり益が得られるため、新たな投資対象として注目する人が増えています。仮想通貨にはまだ不透明な部分が多く、現状では投資初心者が資産形成のために投資するようなものとは言えません。スマホで気軽に投資できるというメリットはありますが、多くの資金を投入するのは避けるようにしましょう。
1. 投資信託の始め方
投資信託と株式投資との違い
株式も投資信託も、証券会社で購入することができます。両者の違いは、株式投資では自分で株式の銘柄を選んで注文しますが、投資信託では株式の銘柄を個別に選ぶのではなく、株式や債券などの複数の金融商品が詰め合わせになった「ファンド」を選んで購入するという点です。
また、株式投資で購入できる株式数の単位(単元株)は銘柄によって1株、100株、1,000株などと決まっており、この単位で株式数を指定して購入します。一方、投資信託では1口という単位が使われ、口数を指定してファンドを購入します。
なお、株式でも「るいとう」という積立購入の方法がありますが、投資信託でも積立(投信積立)ができます。投資信託では、100円程度から積立できるようになっており、株式よりも少額投資に向いています。
購入方法1:ネット証券の口座で購入
投資信託は、窓口に足を運ばなくても、ネット証券で購入できます。
楽天証券では、インターネットから無料で口座開設できます。楽天証券で総合取引口座を開設すれば、投資信託のほか、株式や債券、FXなどの様々な金融商品を購入することも可能。楽天銀行の口座と楽天証券の口座を連携する「マネーブリッジ」を申し込めば、普通預金の金利優遇や、手数料無料で自動入出金サービスが利用できるのでさらにお得になります。
なお、これから投資信託を始めるなら、NISAの活用がオススメです。NISAは毎年一定額までの投資で得た利益が一定期間非課税になる制度。幅広い取引に利用できる「一般NISA」と積立投資に特化した「つみたてNISA」の2種類があり、一般NISAでは年間120万円まで、つみたてNISAでは年間40万円までの取引が非課税になります。
NISA口座は一人1口座しか開設できないので、金融機関選びは重要です。楽天証券では、NISA口座の開設も可能。NISA口座で選べる投資信託の種類も豊富です。口座開設や各種の取引でポイントがもらえるだけでなく、投資信託を保有しているだけでも毎月ポイントが貯まります。2018年9月30日からは、ポイントを使った積立投資も可能になり、ますますお得になります。
購入方法2:販売会社で購入する
投資信託は、証券会社、銀行、郵便局などの販売会社で購入できます。ネット証券で買う以外に、販売会社の店舗に行って投資信託を購入する方法もあります。たとえば、給与振込先と同じ銀行で投信積立を始めれば、口座の管理がしやすくなります。
なお、証券会社以外の販売会社では、取り扱っている投資信託の種類が少ないことがあります。また、証券会社で購入する場合、窓口で購入すると、ネット証券で購入するよりも、手数料が高くなってしまいます。販売会社を選ぶときには、自分が購入したい商品があるかどうか、手数料はどれくらいかをしっかりチェックしておきましょう。
投資信託の手数料、信託報酬とは
投資信託を始めるときには、かかるコストにも注目しておく必要があります。投資信託でかかるコストとしては、主に購入時手数料(買付手数料、販売手数料)、信託報酬(運用管理費用)、信託財産留保額の3つがあります。
購入時手数料は、投資信託購入時にかかる手数料で、購入金額の0~3%程度です。ノーロード投資信託と呼ばれる購入時手数料無料のファンドも多数あります。
信託報酬とは、投資信託を運用・管理してもらう手数料のことで、投資信託を保有し続ける限り払い続けるものです。信託報酬率は0.1~2%程度になります。
信託財産留保額とは、投資信託の解約手数料です。元本に対して0.1%程度の割合になりますが、信託財産留保額のない投資信託もあります。
2. 株式投資の始め方
証券口座を開設
株式投資を始めるためには、まず証券会社で証券口座を開設する必要があります。証券会社を選ぶときには、口座管理料や売買手数料などの手数料に注目しておきましょう。ネット証券の場合には口座管理料は無料ですが、店舗型の場合には口座管理料がかかるケースがあります。また、株式を売買するときには必ず売買手数料が発生しますから、取引コストとして、売買手数料も考慮しておかなければなりません。
楽天証券では、口座管理料が無料。売買手数料については、1回の取引ごとに手数料かかる「超割コース」のほか、1日の取引金額の合計額に対して手数料がかかる「いちにち定額コース」があり、少額で何度も取引する人にとってもお得な料金となっています。
さらに楽天証券では、楽天銀行口座との連携により、両方のサービスがよりお得になる「マネーブリッジ」の利用が可能。楽天銀行口座をお持ちでない方は、楽天証券口座開設時に同時に口座開設するのがオススメです。
お金を入金
証券口座を開設したら、株式を購入するためのお金を証券口座に入金します。証券口座へ入金する方法には、インターネットバンキングを利用して即時入金する方法や、銀行などから振込入金する方法などがあります。
株式投資を始めるのに、必ずしもまとまった資金が必要になるわけではありません。1単元の10分の1株式数で取引できるミニ株のほか、1株など1単元に満たない株式数で取引可能な単元未満株もあります。ミニ株や単元未満株を利用すれば、1万円程度の少額からでも株式投資は可能です。「最初から多くの金額を投資するのは不安…」という初心者は、少額投資から始めましょう。
株を購入する
証券口座にお金が用意できたら、株式を購入してみましょう。株式を購入するときには、銘柄を選び、株式数を指定して注文します。株式の注文方法には、価格を指定して注文する「指値注文」と価格を指定せずに注文する「成行注文」があります。成行注文の場合にはすぐに売買が成立することが多いですが、想定外の株価になってしまうことがあるため、状況に応じて使い分けるようにしましょう。
株式を購入するときには、証券会社に支払う売買手数料が発生します。つまり、証券口座からは株式の購入代金と売買手数料が引き落とされることになります。売買手数料の金額やかかり方は証券会社によって違います。1回ごとに手数料がかかる場合、取引回数が多くなると手数料の負担も大きくなってしまいますから注意しておきましょう。
3. 少額不動産投資の始め方
J-REIT(不動産投資信託)
不動産投資と聞くと、まとまった資金を用意し深い専門知識が必要なイメージがありますが、少額から始められる初心者向けの不動産投資もあります。それがJ-REIT(リート)です。リートは投資家に資金を募り、集まったお金でオフィスビルや賃貸住宅、流通施設などを購入し、それら不動産から得られる収入や売却益を分配する投資商品。リートを通すことで、間接的な不動産投資が可能となり、多額の資金がなくても少額で投資することができます。リートの中にも、1万円以下から少額投資ができるものもあります。
クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)
近年登場した新しい仕組みであるクラウドファンディング。こちらも、金融商品のひとつです。クラウドファンディングとは群衆(クラウド)から資金調達(ファンディング)を行うこと。インターネットを通じて世界中の人から資金を調達するものとして金融業界に登場しました。不動産を扱うクラウドファンディングもあり、不動産投資クラウドファンディングとして注目を集めます。「Owners Book」や「TATERU FUNDING」はその代表例で、最少額1万円から参加でき、多額の資金を持っていなくても不動産への投資が可能となっています。
投資を始めるには自分自身で勉強することも大切
上に書いたとおり、投資には様々な方法がありますが、いずれにしてもリスクが発生することは否定できません。どの方法を選んでも、投資初心者は少額から始めるのが鉄則です。現在はNISAによる非課税枠もあるため、少額投資なら税金がかかる心配もありません。まずはリスクを抑えた投資信託で感覚をつかみ、投資に慣れてきたら株による運用も試してみるとよいでしょう。
現在は、投資に関心がある独身女性や主婦も増えています。資産運用に関する女性向けのセミナーなども開催されていますので、積極的に情報収集をし、お金を効率良く増やすことを考えましょう。
投資初心者はまずは少額からはじめて感覚をつかもう!
まとまった資金が必要となるイメージがある投資ですが、投資信託や株式投資、不動産投資などでも少額投資が可能です。いずれにしろ、投資には多少なりともリスクがありますから、最低限の知識は身につけておく必要があります。今はインターネットでも情報収集ができますので、勉強しながら少しずつ投資に慣れていきましょう。
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