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個人型確定拠出年金=iDeCo(イデコ)とは?公務員や主婦も加入OKの制度解説!

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2018年8月22日 10時0分

個人型確定拠出年金=iDeCo(イデコ)とは?公務員や主婦も加入OKの制度解説!

個人型確定拠出年金=iDeCo(イデコ)とは?公務員や主婦も加入OKの制度解説!

「個人型確定拠出年金」名前はよく聞くけど、いまいちピンとこない。始めてみたいけど、実はきちんと理解していない…。そんな方のために、仕組みやオススメの金融機関を詳しく解説します。加入を検討している方はぜひ参考にしてくださいね。

個人型確定拠出年金=iDeCo(イデコ)とは?公務員や主婦も加入OKの制度解説!

個人型確定拠出年金とは

個人型確定拠出年金とは

・個人型確定拠出年金(iDeCo イデコ)には誰でも加入できる

確定拠出年金とは、加入者が毎月の掛金を積み立てながら運用することにより、将来受け取れる年金額が決定するもので、公的年金を補完する私的年金になります。確定拠出年金には、個人型確定拠出年金(iDeCo イデコ)と企業型確定拠出年金(企業型DC)の2種類があります。

iDeCo(イデコ)は、国民年金基金連合会が実施しており、2017年からは誰でも加入できるようになりました。iDeCo(イデコ)の掛金は自分で決めることができ、月額5,000円から1,000円単位で上乗せできます。なお、毎月の掛金は上限が定められており、職業などによって上限金額が異なります。

 

・個人型確定拠出年金(iDeCo イデコ)は金融機関を決めて始める

iDeCo(イデコ)を始めるときには、運用を任せる金融機関を1つ選んで口座を開設する必要があります。その上で、金融機関で用意されている保険、投資信託、定期預金といった商品の中から、自分で運用する商品を選びます。iDeCo(イデコ)で運用したお金は、60歳になったときに一時金もしくは年金の形で受け取ることになります。

 

・個人型確定拠出年金(iDeCo イデコ)のメリットとデメリット

iDeCo(イデコ)に加入すると、税制上のメリットがあります。iDeCo(イデコ)の掛金は全額所得控除の対象になるため、所得税や住民税が安くなります。また、通常の投資では運用益に20.315%の税金が課税されますが、iDeCo(イデコ)での運用益は非課税の扱いになります。iDeCo(イデコ)は受取時にも節税効果があります。一時金で受け取る場合には退職所得控除が、年金で受け取る場合には公的年金等控除が受けられます。

iDeCo(イデコ)のデメリットとしては、積み立てたお金を60歳まで引き出すことができないという点があります。貯金のように融通が利かないので、急にお金が必要になった場合に困ることがあります。また、iDeCo(イデコ)では、運用の成果により年金受取額が変わるので、運用に失敗すると、資産が目減りしてしまうリスクもあります。

公務員も個人型確定拠出年金で年金を増やせる!

公務員も個人型確定拠出年金で年金を増やせる!

以前は、自営業者及び個人事業主、企業年金未加入の会社員しかiDeCo(イデコ)に加入することができませんでした。2017年の確定拠出年金法改正により、現在は公務員もiDeCo(イデコ)に加入できるようになっています。2015年に公務員の年金制度である共済年金が厚生年金と一元化されたことにより、共済年金独自の職域加算が廃止されました。これにより、公務員の年金が減ることになったため、これを補うためにiDeCo(イデコ)に加入する公務員が増えています。なお、公務員については、毎月の掛金の上限は12,000円とされています。

個人型確定拠出年金に加入するならどこの金融機関を選ぶ?

個人型確定拠出年金に加入するならどこの金融機関を選ぶ?

iDeCo(イデコ)を始めるなら、どこの金融機関で口座を開設するかを決める必要があります。金融機関はどこを選んでも同じというわけではありません。金融機関によって選べる商品が違うだけでなく、毎月かかる口座管理手数料も変わってきます。金融機関を選ぶときには、運用したい商品があり、コストを抑えられるところを選ぶことが大切です。ここでは、iDeCo(イデコ)の口座開設にオススメの金融機関をピックアップしてご紹介します。

 

・ろうきんの個人型確定拠出年金

初心者の方にはわかりやすい、と言われているのがろうきんの個人型確定拠出年金です。選べる商品が定期預金3つと投資信託7つとシンプルなので、あれこれと悩む必要がありません。月々の口座管理手数料も305円と、平均的な金額です。特に労働金庫は約167万人の公務員が顧客となっているので、2017年から新たに加入が可能となった公務員の方は、利用しやすいのではないでしょうか。

 

・SBI証券の個人型確定拠出年金

インターネット専業の証券会社、SBI証券は、選べる投資信託の数が60本以上と豊富な点が魅力。低コストのインデックス型からアクティブ型まで充実のラインナップです。SBI証券では、運用管理手数料(口座管理手数料)も無料化されており、運用コストも抑えられます。初心者にとってiDeCoで運用する商品選びは至難の業。SBI証券ではセミナーや電話相談のほか、「SBI-iDeCoロボ」とよばれるサービスを提供。これは、資産運用へのこだわりや投資経験を入力しただけでニーズにあった商品を提案してくれるサービスです。

 

・楽天証券の個人型確定拠出年金

楽天が運営するオンライン証券の「楽天証券」でも、確定拠出年金の運用が可能です。楽天証券のサイトはわかりやすく、初心者にも使いやすい点が特徴。楽天証券のIDさえ作ってしまえば、証券も年金資産も同じIDで管理できます。また、運営管理手数料が0円であったり、初心者用の資料やセミナーが用意されていたりと、これからiDeCoを始めようという方に安心のサービスが充実しています。

専業主婦でも個人型確定拠出年金に加入できる!

専業主婦でも個人型確定拠出年金に加入できる!

2017年より専業主婦もiDeCo(イデコ)に加入できるようになりました。専業主婦の毎月の掛金の上限は23,000円。積み立てできるのは年間276,000円ですが、公的年金で足りない分を補って、自分だけの年金を作ることができます。

老後の資金は個人型確定拠出年金(iDeCo イデコ)を活用して準備しよう!

老後の資金は個人型確定拠出年金(iDeCo イデコ)を活用して準備しよう!

老後の生活に必要な資金を準備するために、公的年金だけでは不十分です。老後の資金は、税制メリットが大きいiDeCo(イデコ)を活用して準備しましょう。今は公務員や専業主婦も含め、誰でもiDeCo(イデコ)に加入できます。iDeCo(イデコ)を利用して運用すれば、貯金より効率よく資産を増やすことができますから、ゆとりある老後の資金づくりが可能になります。

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