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株の配当金とは?初心者のために利回りや受け取る方法を解説!

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2020年12月24日 16時0分

株の配当金とは?初心者のために利回りや受け取る方法を解説!

株の配当金とは?初心者のために利回りや受け取る方法を解説!

「株の配当金は高い方がいい」と漠然と理解していても、配当金の仕組みや受け取り方、利回りについてはあまりよくわからない…という人も多いのではないでしょうか。この記事では、株主配当金とはどのようなものなのか、初心者にもわかりやすく解説していきます。

株の配当金とは?初心者のために利回りや受け取る方法を解説!

株主配当金とは?

株の配当金は、「株主配当金」とも呼ばれます。株主配当金とは、簡単に言うと「企業が出した利益の一部を、株主へと還元したお金」です。株主とは、企業に対してお金を投資する人や企業のこと。そして配当とは、事業がうまくいったお礼として、利益の一部を還元することです。配当は年に1回ないし2回実施する企業がほとんど。配当金の額は業績等によって変わり、株価に対する配当金の割合(配当利回り)は東証一部の平均で2%弱程度です。

配当金とは

株式投資では、株式を売却して利益を得ることもできますが、株式を保有しているだけでも配当金という利益を得られます。ただし、配当金は必ず支払われるわけではなく、企業の業績が悪い場合などは配当金が支払われない場合もあります。

株主配当金はいつもらえる?

株主配当金は、「権利確定日」に株式を保有している株主に支払われます。基本的に権利確定日は、決算月の月末です。上場している多くの企業では、3月及び9月に決算を迎えるところがほとんどなので、3月及び9月の月末(月末が土日祝日の場合はその前営業日)が権利確定日となることが多いと言えます。

 

なお、株式を購入したときには、名義書換の手続きに3営業日ほどかかります。そのため、実際には権利確定日の3営業日前の「権利付き最終日」までに株式を購入していることが、配当金をもらえる条件となります。

 

配当金が支払われる時期は企業によってバラつきはありますが、権利確定日の2ヶ月後ないし3ヶ月後が多いようです。受け取り方も企業によって色々。会社から郵送された配当金受領証を指定の銀行や郵便局の窓口に持って行って現金を受け取る方法や、証券口座に入金してもらう方法、証券会社にて指定した銀行口座へと入金してもらう方法などがあります。

株主配当金はどのくらいもらえる?

株主配当金はどのくらいもらえる?

さて、気になるのが、株主配当金っていったいいくらもらえるの?ということ。ここでは、配当金がいくらもらえるのか、について解説していきましょう。

 

配当金は、ひと株につき○円、という形で決まります。例えば、ひと株あたり5円の配当金がつく株を100株持っていたとします。この場合の配当金は5×100=500円となります。配当金といっても、ほとんどがひと株あたり、数円から10数円程度と、100株だけ保有していたとしてもさほど利益には繋がりません。逆に株価が配当金よりも下がってしまうこともあることも頭に入れておきましょう。また、実際に自分の手元に入る金額は配当金から税金が差し引かれた金額になる、ということも覚えておいてくださいね。

 

「なんだ、思ったよりももらえないのか…」なんて思う方もいらっしゃるかもしれませんね。しかし、銀行預金の利息に比べるといくらか利回りはよいので、配当金目的で株を購入するのも悪くはないでしょう。

配当利回りの計算方法

配当利回りの計算方法

配当利回りの計算式は、次のようになります。

一株あたりの年間配当金(円)÷株価(円)×100=配当利回り(%)

配当利回りの計算方法

たとえば、年間の配当金が10円、株価が1000円の場合には、10÷1000×100=1(%) となります。

 

一般に高配当と言われるのは配当利回りが2%以上の銘柄ですが、中には5%もの配当利回りを出している銘柄もあります。配当金は株式を持っているだけでもらえるものですから、どんな銘柄を選んだらよいかわからない初心者は、配当金に注目して選ぶのもよいでしょう。

 

ただし、配当利回りが高い銘柄がよい銘柄であるとは一概に言えません。株主に多くを還元することは、会社にとっては次年度以降に投資できる資金が少なくなるということです。要は、利益のうちどれくらいを配当金に回し、どれくらいを会社に内部留保しているかのバランスが大事ということです。

 

優待利回りとは

配当金と同様、株式を保有しているだけで得られる利益に、株主優待があります。株主優待がどれだけお得かを比較するときには、優待利回りという数値を使うことがあります。優待利回りは、次の計算式で計算します。

 

優待の価値(円)÷投資金額(円)×100=優待利回り(%)

 

配当金も株主優待も、株式を持っているだけで得するものです。利回りを考える時には、配当利回りと優待利回り、両方を合わせたトータル利回りに注目すると良いでしょう。

株主配当金にも注目して銘柄を選んでみよう!

株主配当金にも注目して銘柄を選んでみよう!

株式投資に慣れないうちは、売却益を得るために銘柄を選ぶといっても、ハードルが高いと思います。株式投資で得られる利益には、売却益以外に、配当金もあります。配当金は、株を持っているだけでもらえますから、少額でも着実に利益になります。株式投資初心者は、配当金に注目して銘柄選びをしてみてはいかがでしょうか。

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