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投資信託とは?初心者向けにも選び方や仕組み、手数料などわかりやすく解説

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2018年11月14日 10時0分

投資信託とは?初心者向けにも選び方や仕組み、手数料などわかりやすく解説

投資信託とは?初心者向けにも選び方や仕組み、手数料などわかりやすく解説

投資信託は金融商品のひとつで、投資家から集めたお金を、投資のプロが株式や債券、不動産で運用します。初心者にもおすすめといわれていますが、どのような特徴があるのでしょうか。ここでは投資信託の仕組みや選び方、購入方法について、わかりやすく解説します。

投資信託とは?初心者にオススメの種類やメリット&デメリット

・投資信託ってそもそもどういうこと?

・投資信託にはいろいろ分類がある

・実際にオススメされている投信にはどんなものがあるの?

・リスクもある。知っておきたい損の可能性

・100円からスタートできる投資信託もある

投資信託ってそもそもどういうこと?

投資信託ってそもそもどういうこと?

投資信託とは、たくさんの投資家から集めたお金をもとにして投資のプロが複数の株や債券などに投資をし、そこで得た利益を投資家に還元する金融商品です。文字通り、プロの「投資」を「信」じてお金を「託」すもの。「投信」や「ファンド」ともいわれます。

 

お金を預けるという観点では銀行預金と同じです。銀行にお金を入れておけば期間や金額に応じた利子がつきますよね。投資信託でお金を託した見返りは、値上がり益や分配金です。値上がり益とは、投資の運用者が投資信託を売却したときに得た利益を投資家に配当するもので、分配金とは投資信託の純資産を決算日ごとに分配するものです。純資産を分配すればそれだけ純資産が減るため、分配金を設けずに運営する投資信託もあります。

 

では、自分で運用せずに投資信託を購入するメリットはどんなところにあるのでしょうか。代表的なメリットはリスク分散効果です。有名な投資の格言に「卵は一つのカゴに盛るな」というものがあります。卵を一つのカゴに盛れば、カゴを落としたときにすべての卵がダメになるが、複数のカゴに分散すればそのリスクを避けられるという意味です。

 

資金が限られた個人の投資家は、卵をいくつも買うことすら難しく、当然リスク分散もできません。そこで投資信託の出番です。何人もの人でお金を出し合い、たくさんの卵を買ってカゴを分け、リスクを分散しながら安定的な運用を目指します。

  

投資信託にはいろいろ分類がある

投資信託にはいろいろ分類がある

投資信託にもいろいろな種類があります。数ある中から自分に合う商品を選ぶには、投資対象を知ることが大事。何に投資を行うかによって期待できるリターンとリスクが変わります。投資対象別の大まかな特徴を見ていきましょう。

 

日本株:国内株式を主な投資対象とする商品です。日本の市場を舞台にするため為替リスクは伴いません。日本株の中でも大型株にしぼる・中小型株にしぼるなど、より詳細な区分を設けて投資を行う商品もあります。

 

外国株:海外の株式を主な投資対象とする商品です。世界的な有名企業や新興国の発展企業に投資ができ、大きなリターンが期待できます。ただし、リターンが大きいぶんリスクも大きくなるため投資金額の調整が必要です。

 

全世界:国内外の株式を主な投資対象とする商品です。先進国・新興国・日本とすべての市場を股にかけて効率的な運用を目指します。投資対象を増やすことでより高いリスク分散が可能となり、長期運用にもオススメです。国内外の大型株だけにしぼったり、環境保護や医療技術などテーマに沿った銘柄だけを選択したりすることもできます。その際には、商品ごとに異なる運用方針を理解することが大事です。

 

債券:国債や地方債、社債など、債券を主な投資対象とする商品です。一般的には株式投資信託よりもリスクが低く、安定的な運用を行いやすい商品と考えられています。株式市場が低迷すると債券価格は上がる傾向にあるため、リスクヘッジとして活用するのも1つです。

 

REIT:REIT(リート)とは不動産投資信託のことをいいます。投資対象はオフィスビル・マンション・商業施設などになり、賃貸料や売却で得た利益を投資家に分配します。一般の不動産投資では多くの資金が必要ですが、投資信託であるREITであれば少額からの投資が可能です。ただし、REITはあくまで金融資産。一般の不動産投資のように不動産自体を資産として所有できるわけではありません。

  

バランス型:上記で説明した国内外の株式・債券・REITなど複数の商品にバランスよく投資をする商品です。石油や貴金属などの商品市場まで対象にして運用するものもあります。1つの商品に投資するだけで多様な商品への投資が可能になるため、高いリスク分散性を発揮します。

 

実際にオススメされている投信にはどんなものがあるの?

実際にオススメされている投信にはどんなものがあるの?

楽天証券では、初心者にオススメの投資信託をまとめたガイドブックを出しています。ここでは、ガイドブックの中で紹介されている商品の中から2つを紹介しましょう。

 

三井住友・配当フォーカスオープン

配当利回りが高い国内株式銘柄を主な投資対象としています。あわせて、独自のリサーチから投資魅力度が高い銘柄を厳選して収益拡大を目指す商品です。中小型株で豊富な実績を積んだプロが運用を担当します。最優秀ファンド賞を受賞するなど、外部機関からの評価が高いのも特徴です。

 

投資のソムリエ

国内外の株式・債券・REITを投資対象にしたバランス型ファンドです。あらかじめリスクとリターンの目標値をかかげ、基準価格のブレ幅を年率4%以内に抑えることを目指します。リターンは「預金金利+α」程度と多くはないですが、そのぶんリスクが少ない手堅い商品。初心者も安心して投資を始められるでしょう。

 

リスクもある。知っておきたい損の可能性

プロに運用をまかせるとはいえ投資である以上、元本保証はされません。運用がうまくいかなかったり相場の急変動があったりすると、当然損をするリスクが生じます。また、たくさん分配金が出る投資信託だからといって「すぐに元がとれる」という考えは危険です。この先ずっと同じ金額の分配金がもらえる保証はなく、運用成果がふるわなければ分配金が出なくなるリスクもあります。

 

100円からスタートできる投資信託もある

投資金額もかつては最低1万円が主流でしたが、今では1,000円から始められる商品もあります。楽天証券のバランスファンド「楽天資産形成ファンド」などでは100円ワンコインから可能です。さらに、楽天スーパーポイントを使えば現金がなくても購入できます。より気軽に投資信託ができる時代になってきたといえるでしょう。今日からあなたも投資家になってみませんか?

 

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