ネット証券のメリット・デメリットは?店舗型証券との違いってなに?
楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2018年11月30日 10時0分
ネット証券のメリット・デメリットは?店舗型証券との違いってなに?
インターネットを通した資産運用が当たり前になってきた時代でも、店舗型証券がなくなることはありません。ネット証券のメリット・デメリットを知り、投資デビューに役立てましょう。
・ネット証券のメリット
・ネット証券のデメリット
・初心者は店舗型の証券会社とネット証券どちらを選ぶべき?
ネット証券のメリット
ネット証券の大きな強みは、手数料が安いことです。10万円以下の株式を買う場合、100円以下の手数料しかかからない会社もたくさんあります。対面証券だと1,000円以上かかることもめずらしいことではなく、1回あたりの取引コストは約10倍です。これが10回、20回と積み重なるとかなり大きな差がつきます。
ネット証券は、自分で投資判断を行い売買するスタイルが基本です。「投資信託、買いませんか?」といった営業電話がかかってくることは少なく、自分のペースで投資ができます。あれこれ営業されるのが苦手な人にとっては余計なストレスがかからず、その場の雰囲気に押されて売買を繰り返す心配もありません。投資金額や頻度はすべて自分自身で考え、自宅のパソコンやスマホから発注できます。
そのほかにも、売買ツールが充実している・分からないことはカスタマーセンターに確認できる・口座開設手続きをオンラインで行えるなど、ネット証券特有のメリットはたくさんあります。一定の手数料で資産運用を自動化できるロボアドバイザーや取引額に応じた手数料の割引、魅力的なキャンペーンなど会社ごとに特徴的なサービスを展開しているので、自分に合うネット証券を探してみましょう。
ネット証券のデメリット
メリットばかりのように感じるネット証券にも、店舗型には及ばない点がいくつかあります。口座開設前に知っておきたいデメリットや注意点を順番に見ておきましょう。
・対面でのアドバイスをもらえない
個別の担当者がついて銘柄推奨をしてくれたり、運用に関してアドバイスをもらえたりといったサービスがありません。顔見知りの担当者とじっくり話をしながら資産運用を考え、プランを立てたい人にとっては物足りなく感じるポイントでしょう。
投資セミナーやレポートを通して情報提供を受けられるとはいえ、資産運用をこれから始める段階では「どんな情報がほしいか」というレベルから考え込んでしまうことがよくあります。自発的に情報収集、新しい物事に挑戦するのが苦手な人は、すでにお付き合いがある銀行の担当者からアドバイスを受け、運用を始めるのも一案です。
・セキュリティに対する不安
インターネット上でパスワードを入力してお金をやり取りすることになるため、情報漏洩のリスクがあります。ネット証券各社では、暗号化通信を使ってセキュリティを強化したり、個人情報を保管するデータベースにシステム監視をつけたりと、安全対策を念入りに行って利用者を守っています。それでも「100%安全」といいきることはできず、オンライン取引に不安を感じる人にとってはデメリットに感じやすいポイントです。
・いつでも売買できるストレス
気になることがあるととことん考え込んでしまう人にとっては、ネット証券のいつでも売買できる特徴がデメリットになることもあります。仕事中も相場の動向が気になって何度も取引画面を開き、作業に集中できないようでは困りますよね。相場と一定の距離をおいて付き合うためにあえて店舗型証券を選ぶのは、合理的な判断とも考えられます。
初心者は店舗型の証券会社とネット証券どちらを選ぶべき?
投資初心者といってもいろいろな性格の人がいて、店舗型の証券会社をおすすめしたい人もいれば、ネット証券をおすすめしたい人もいます。どちらがよりおすすめということはなく、利用目的や性格に応じて適した手段を選択しましょう。
店舗型証券会社をおすすめしたい人は、以下のような特徴があげられます。
・最終的な投資判断は自分で行うとはいえ、顔見知りの担当者からアドバイスを受けたい
・自発的に情報収集するよりも、推奨された商品の中から取捨選択する方が楽
・いらない商品は、はっきりと「ノー」がいえるので、営業を苦に感じない
・高い手数料は営業担当者の手間賃・サービス料なので仕方がないと思える
一方、ネット証券をおすすめしたい人の特徴としては、以下のことがあげられます。
・手数料はなるべく安く、効率的な資産運用が望ましい
・自ら投資商品を選び、タイミングを図って運用がしたい
・オンラインバンキングやネット通販に慣れていて、ネット証券にも抵抗は感じない
・関心がない商品のセールスや担当者からの頻繁な連絡をわずらわしく感じる
店舗型証券会社を選ぶとしたら、営業担当者との相性や人間関係も重要なポイントになってきます。人間対人間の付き合いになる以上、期待通りのアドバイスが受けられる保障はありません。期末のノルマを達成するために、金融機関の都合で勧誘が行われたり、手数料を稼ぐために何度も買い替えを勧められたりといったサインがあったら、付き合いかたを考えていく必要があります。店舗型証券会社を選択したからといって、すべてお任せで儲けられるわけではないことだけは理解しておきましょう。
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