クレジットカード審査の実態 加入条件って決まっているの?
楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2018年12月20日 10時0分
クレジットカード審査の実態 加入条件って決まっているの?
クレジットカードを作るためには、加入条件を満たし、一定の基準で行われる審査をクリアしなければいけません。しかし、加入条件はカードによって違っていたり、審査を通るか通らないかも実際に受けてみないとわからなかったりします。審査に落ちてしまう人というのは、どういう人なのでしょうか?また、審査に落ちてしまった人が、もう一度申請して審査を通すことができるのでしょうか?クレジットカード審査の実態についてご説明します!
・クレジットカードの審査基準って?
・楽天カードの審査基準
・審査に落ちたら再申請できるの?
クレジットカードの審査基準って?
クレジットカードの審査基準は、それぞれの会社によって異なります。しかし、絶対に変わることのない加入条件は、「18歳未満は申し込めない」ということです。いくら親の収入が多かったり、アルバイトをしてお金を稼いでいたりしても、18歳未満の人がクレジットカードを作ることはできません。同様に、未成年の人が親権者の承諾なしにクレジットカードを作ることもできません。これらについては、どこのクレジットカード会社でも変わらない条件です。
そのほかの条件については各カード会社それぞれですが、審査の焦点となるのは「クレジットカードの利用代金を問題なく支払える能力・意思があるか」ということです。そもそもクレジットカードは、使った金額を一時的にカード会社が立て替えて、後から利用者に請求するというもの。そのため、クレジットカード会社側からすると、立て替えたお金を回収できないと丸々損をしてしまいます。だからこそ、「支払い能力があるか、支払う意思があるか」ということが重視されるのです。
「支払い能力」については、本人の収入や勤続年数などが主なチェックポイントとなり、場合によっては配偶者の収入なども審査の基準になります。また「支払う意思」については、過去に支払いを遅延したことがあるかといったことがチェックポイントです。自己破産経験や任意整理経験なども大きな審査基準になります。
楽天カードの審査基準
楽天カードには、通常カード、ゴールドカード、プレミアムカードなどの種類があります。それぞれの審査基準を見てみましょう。
・通常カード
通常の楽天カードは3つのうちで一番審査に通りやすいカードのため、専業主婦や学生、初めてクレジットカードを作りたいと考えている人にもオススメです。審査基準は一般的なカードと同様で、申し込み画面では持家かどうか、住宅ローンの有無、無担保ローンの有無、家族の状況、自分の勤め先情報や収入(ない場合は家族の収入や貯金額など)などを入力します。審査に通るか心配な場合でも、嘘は書かないようにしてください。カードの審査では勤務先に在籍確認の電話をすることがあります。すでに退職している会社などを記入したことがわかると、「嘘をついた」という悪印象がついて審査に悪影響を及ぼす可能性が高いので、気を付けましょう。
・ゴールドカード
楽天ゴールドカードは、未成年者は申し込みができないカードです。通常カードの利用可能枠が100万円までであるのに対し、楽天ゴールドカードは最高200万円まで枠を増額することができます。年会費2,160円がかかりますが、いろいろな特典を受けられるのがメリットです。専業主婦が申し込む場合は、世帯年収は一定以上であることが加入条件となります。
・プレミアムカード
楽天プレミアムカードになると、利用可能額が最高300万円となり、さまざまなサービスを受けることができます。年会費は10,800円となるため、最低限、年会費を問題なく支払える余裕がある世帯が対象のカードだといえるでしょう。また、プレミアムカードの大きな利点は、楽天スーパーポイントが優先的に数倍になることです。また国内外のラウンジ利用ができたり、旅行時などの付帯保険が充実しているので特別感を感じられることでしょう。
しかし、ほかの楽天カードと重複したり、過去に楽天カードから退会したことがあったりする場合はカードが発行されないのでご注意ください。
審査に落ちたら再申請できるの?
クレジットカードの審査に落ちてしまった後、同じカードの発行を再度申し込むということも不可能ではありません。しかし、現実的に考えて、1度落ちているわけですから、状況が変わっていなければまた落とされてしまいます。特に、落ちた直後にまったく同じ状況のまま再申請した場合、良い印象は持たれないでしょう。
再申請で審査を通すためのポイントはいくつかありますが、「ネガティブ要素をできる限り排除する」ということが挙げられます。
・持っているクレジットカードの枚数を減らす
・ショッピング枠やキャッシング枠を減らす
・滞納している支払いがある場合は速やかに支払う
・クレジットカードをまったく使っていない場合、使って堅実に返済した履歴を作る
クレジットカードをどのように使っているか、滞りなく返済しているかどうかという情報は、信用情報機関を通して共有されています。そのため、「安心してカードを発行できる」と判断してもらえるような状況や実績を作ることが大切です。なお、一度審査に落ちた場合の再申請は、半年から1年程度期間を空けて行うとよいでしょう。
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