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キャピタルゲインとインカムゲインとの違いとは?オススメの資産運用商品も紹介!

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2019年1月15日 10時0分

キャピタルゲインとインカムゲインとの違いとは?オススメの資産運用商品も紹介!

キャピタルゲインとインカムゲインとの違いとは?オススメの資産運用商品も紹介!

株や投資信託に投資することで得られる利益は、キャピタルゲインとインカムゲインの2種類に分けられます。インカムゲインはある程度予想がつくのに対し、キャピタルゲインは得られるかどうかわかりません。キャピタルゲインとインカムゲインの意味を正しく理解しておきましょう。

キャピタルゲインとインカムゲインとの違いとは?オススメの資産運用商品も紹介!

・キャピタルゲインとインカムゲインの違い

・キャピタルゲインとインカムゲインのどちらを重視すべきか

・商品ごとのキャピタルゲインとインカムゲイン

・初心者はインカムゲイン狙いの株式投資がおすすめ

キャピタルゲインとインカムゲインの違い

キャピタルゲインとインカムゲインの違い

キャピタルゲインは株や投資信託など商品を売買することで得られる利益のことです。株で儲けるというと、たいていの人がこちらを想像するのではないでしょうか。たとえば、21,000円で100株買った株を1,200円に上がったときに売却すれば、10万円が12万円になります。この利益の2万円がキャピタルゲインです。逆に下がったときに売るとキャピタルゲインは得られず、キャピタルロスと呼ばれます。

 

一方インカムゲインとは、株や投資信託を保有することで得られる配当金や分配金のことです。銀行の利息もインカムゲインのひとつ。企業の業績や運用状況次第で配当金や分配金がゼロになることはありますが、マイナスになることはありません。株主優待もインカムゲインの一種です。

キャピタルゲインとインカムゲインのどちらを重視すべきか

キャピタルゲインとインカムゲインのどちらを重視すべきか

2つを比べると、キャピタルゲインのほうがハイリスク・ハイリターンです。インカムゲインはもらえる時期と金額がある程度決まっているのに対し、キャピタルゲインは得られる保証がありません。これまでずっと右肩上がりの銘柄を購入したとしても、突然暴落する可能性があるからです。もちろんインカムゲイン狙いでも、突然配当や優待がなくなることはありますが、お金を取られることはありません。東証一部全銘柄の平均配当利回り(加重)は約2%で、0.001%の普通預金金利と比べると桁が違います。

  

逆に上手く行けば大きな利益が得られるのがキャピタルゲインです。企業が業績を伸ばし、株価が2倍、3倍になることも考えられます。一時株価が暴落したとしても、また株価が回復するまで待てば、キャピタルゲインを得られる可能性はあります。

商品ごとのキャピタルゲインとインカムゲイン

商品ごとのキャピタルゲインとインカムゲイン

具体的にはどんなキャピタルゲインとインカムゲインがあるのか、商品ごとに見ていきましょう。

 

・株式投資

株価は企業の業績によって大きく変化します。注目が集まって短期間で一気に株価が上がる企業もあれば、地道に業績を伸ばしてコツコツ株価を上げていく企業もあります。

 

短期間で大きく株価が変動する銘柄は「仕手株」と呼ばれ、キャピタルゲインを得たい集団が人為的に売買を増やしていると言われています。上手く乗れれば利益を得られますが、個人投資家は絶好のカモにされてしまうこともあり、うかつに手を出さないほうが賢明です。

 

インカムゲインは配当金と株主優待です。それらを目当てに保有している株主も多いため、企業側としても継続するよう努めています。証券会社のサイトにも株主優待検索機能がついており、銘柄選びの大きなウエイトを占めていることがうかがえます。

 

配当金や株主優待が得られたとしても、株価が大きく下がったときに売ってしまっては意味がありません。キャピタルロスがインカムゲインを上回ると、結果的にマイナスになってしまうからです。インカムゲイン狙いの銘柄は余裕資金で購入し、長期保有するのがよいでしょう。

 

・投資信託

投資信託も個別株と同じく、基準価額が低いときに買って、高いときに売ればキャピタルゲインが得られます。ただし投資信託の注意点として、1日1回しか売買できません。株式はマーケットが開いている時間なら任意のタイミングで売却できますが、投資信託は1日1回だけ、しかも売却の注文を出したときにはいくらで売れるかわからないのです。その日のマーケットの状況でだいたいの予測はつきますが、当日の夜~翌日になってみないと売買結果がわかりません。

 

投資信託のインカムゲインは分配金です。この分配金は投資信託の資産から支払われるため、分配金を支払うことで投資信託の基準価額が下がります。つまり、インカムゲインを得るとキャピタルゲインが減るということ。分配金が多く支払われる投資信託は魅力的に見えますが、その分将来のキャピタルゲインが減る可能性を意識しておきましょう。

 

・不動産

不動産には家賃収入というインカムゲインがあります。しかし入居者がいなければインカムゲインが得られず、物件の維持費だけがかさんでしまいます。株や投資信託の分配金はマイナスになることはありませんでしたが、不動産の場合は持っているだけでマイナスという状況が考えられます。

 

コンスタントに入居者が得られるのなら、定期的にインカムゲインが得られるでしょう。値上がりしたときに売ればキャピタルゲインも得られます。大きな利益が期待できる一方、リスクも高いと言えるでしょう。

初心者はインカムゲイン狙いの株式投資がおすすめ

初心者はインカムゲイン狙いの株式投資がおすすめ

初心者がいきなり大きなキャピタルゲインを求めるのはおすすめできません。小さなキャピタルゲインをこつこつ積み重ねるのがトレードの鉄則です。

 

近年は預貯金の金利がほとんどもらえないので、インカムゲイン目的で株を購入するのがおすすめ。配当金だけでなく株主優待もあると、毎年の楽しみになります。購入価格10万円未満でも配当金と株主優待がもらえる銘柄は多数あります。応援したい企業の株式を購入して、長期保有すると良いでしょう。

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