初心者にもわかりやすく投資信託を解説。選び方や仕組み、株式投資との違いも
楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2019年2月1日 10時0分
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初心者にもわかりやすく投資信託を解説。選び方や仕組み、株式投資との違いも
投資信託は金融商品のひとつです。投資家から集めたお金を、投資のプロが株式や債券、不動産で運用します。初心者にもおすすめといわれていますが、どのような特徴があるのでしょうか。ここでは投資信託の仕組みや選び方、購入方法について、わかりやすく解説していきます。
![投資初心者向け。何から始めればいい?人気の投資信託ランキング](https://www.rakuten-card.co.jp/woman/assets/article/2019/article_0047/img/img_0047.jpg)
・投資信託とは
・投資信託のメリット・デメリット
・投資信託人気ランキング
投資信託とは
![投資信託とは](https://www.rakuten-card.co.jp/woman/assets/article/2019/article_0047/img/img_0047_01.jpg)
投資信託とは、投資家からお金を集めて投資・運用する仕組みのこと。「ひとつのカゴに卵を盛るな」というように、特に初心者には分散投資がすすめられます。ひとつの株式のみに投資した場合、その会社が倒産すれば株式の価値も大きく値下がりするリスクを負うでしょう。分散投資で数多くの会社に投資することで、そのリスクを分散できるのです。
ただし株式でさまざまな会社に投資しようとすれば、膨大な金額がかかります。そこで役に立つ仕組みが、投資信託です。投資信託は多くの投資家から集めた資金を、専門家であるファンドマネージャーの指示のもと投資運用しています。これが資金の少ない人、金融知識に不安がある人でも投資デビューしやすい投資商品とされる所以です。
専門家がお金を預かって運用し、利益が出れば投資家から集めたお金は増えます。増えたお金は分配金として還元されたり、投資信託の値段が上がったりという形で投資家も恩恵を受けられるでしょう。
投資信託のメリット・デメリット
![投資信託のメリット・デメリット](https://www.rakuten-card.co.jp/woman/assets/article/2019/article_0047/img/img_0047_02.jpg)
投資信託のメリットとしてまず挙げられるのが、少額の資金であっても分散投資が可能という点です。株式であれば、ひとつの株式を買うために数十万以上がかかるケースも少なくありません。しかし投資信託は1万円程度から買えるものが多く、資金に応じて購入する金額を調整することもできます。
少額から購入できる投資信託は、積み立て投資にも適した商品でしょう。金額を決めて毎月数万円ずつ積み立てていくなど、無理のない投資手法を選べます。これはドルコスト平均法と呼ばれており、安いときに多く、高いときに少なく購入できる初心者向けの買い方です。
投資信託は資金を多く集めることで、たくさんの投資対象に分散投資されています。この分散投資によって大きな損失を避けやすく、さらに運用自体は専門家であるファンドマネージャーに一任できることが大きなメリットです。
もちろん投資信託は、メリットばかりではないことも事実です。運用をプロに任せられるとはいえ、必ず儲かるわけではありません。運用が上手くいかなければ値下がりして、元本が減るリスクもあります。
さらに投資信託を買うときの費用もデメリットでしょう。投資信託は買ったときにかかる販売手数料のほかに、信託報酬と呼ばれる経費も発生します。販売手数料は購入時、購入価格に応じてかかりますが、一方で信託報酬は運用会社に対する報酬です。そのため購入時だけでなく、ずっと純資産額から差し引かれる形になります。
投資信託の種類によって、経費や抱えているリスクはさまざまです。種類が多くて選びきれないという方は、人気のある投資信託から選んでみるのもよいでしょう。
投資信託人気ランキング
楽天・全米株式インデックス・ファンドは、アメリカの市場平均株価に連動するような投資信託。これまでの市場のリターンから見ると、アメリカの株式のリターンは世界の平均を大きく上回ります。アメリカは世界経済の中心であり、世界をけん引する存在です。その景気の恩恵を受ける商品として、楽天・全米株式インデックス・ファンドは広く支持を集めています。
投資信託を長期で運用するのであれば、低コストかどうかという観点も欠かすことはできません。そこで高い人気を誇るのが、購入時の手数料がかからないノーロード投信です。なかでもニッセイ外国株式インデックスファンドは、低コスト投信として多くの投資家に支持されています。
こちらはMSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動した投資信託。MSCIコクサイ・インデックスは日本以外の先進国22か国に投資する指数で、アップルやマイクロソフトなどのグローバル企業なども含んでいます。ニッセイ外国株式インデックスファンドも日本株を含んでいないため、日本以外にも資産を分散させたいという人に適した商品といえるでしょう。
eMAXIS Slim も同様に、低コスト投信として高い評価を得たシリーズです。三菱UFJ投信が販売しているこのシリーズはノーロード投信で、かつ信託報酬も大きく引き下げられているのが特徴。eMAXIS Slim には国内株式や債券、新興国株式などのさまざま商品が用意されています。
そのなかでもオススメしたいのが、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)です。これは国内株式・債券、先進国株式・債券、新興国株式・債券のほか、国内リート、先進国リートに投資をおこなう投資信託。そのためeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)を保有するだけで、世界の多くの資産に分散投資することができるのです。
自分に適した投資信託は、ほかの資産の投資先やバランスによっても変わります。またニュースなどを見ていて、これからの成長が期待できる国や産業を目にすることもあるでしょう。視野を広く持つことで、投資の世界もまた広がりを見せるはずです。
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