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少額からでも株式投資ができる!ミニ株について解説

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2021年2月24日 16時0分

少額からでも株式投資ができる!ミニ株について解説

少額からでも株式投資ができる!ミニ株について解説

投資といえば株式を思い浮かべる人も多いでしょう。株式は買うために最低必要な金額が銘柄ごとに決まっています。お金が足りなくて買えないという人におすすめしたのがミニ株です。少額から株式投資できるミニ株について紹介します。

ミニ株とは?

ミニ株とは?

ミニ株とはその名の通り、通常の株よりも小さい単位でやり取りされる株を言います。通常の株式は単元株といって、単位が決められています。つまり、100株単位で販売されているものは、100株、200株という単位でやり取りするため、10株や150株で買うことができないのです。

 

そのため、ミニ株は本来株式を購入するために必要な金額の10分の1程度の金額で株を買うことができます。初心者の個人投資家は投資に回せる資金も限られています。しかし、ミニ株を利用することで今までは手が届かなかったような株式にも投資することができるのです。

 

ただし、ミニ株はあくまでも証券会社のサービス。そのためミニ株を始めるためには、そのサービスを提供している証券会社に口座を開く必要があります。また証券会社によって呼び方が違うこともあるため注意してください。S株やプチ株など証券会社独自のネーミングがあり、さらに取引のルールや手数料体系も違います。ミニ株を購入するために証券会社に口座を開設するのであれば、どのような取引形態になっているかあらかじめ調べておきましょう。

通常の株式投資との違い

通常の株式投資との違い

ミニ株と通常の株式投資との一番の違いは、購入に必要な資金でしょう。例えばゲームでおなじみの任天堂の株価は2019年3月現在、3万円前後です。任天堂の単元株は100株なので、投資するためには手数料もプラスして300万円以上必要になります。しかし、ミニ株であれば10分の1、100分の1の金額で取引することができるでしょう。

 

株式投資を始めるときは分散投資が勧められます。しかし、一つの銘柄が数十万円のものを分散するために、いくつも買うには資金が潤沢に必要です。ミニ株であればさまざまな株式を少額から購入できるため、資金に制限があったとしても少しずつ分散投資することができるのです。

ミニ株のメリット・デメリット

ミニ株のメリット・デメリット

ミニ株のメリットとして挙げられるのが、少額から会社の株主になれることです。ミニ株であっても株式を保有しているため、通常の配当金や株式分割の権利も与えられます。ただし、議決権はなく株式優待も期待はできないでしょう。

 

ミニ株であれば、同じ100万円の予算であってもより多くの銘柄に投資することができます。そのためリスクを分散しやすいことも大きなメリットです。複数の銘柄に投資しておけば、大きな損失を回避しやすくなります。株式投資に興味があるけどまとまったお金がない、という人にも適した投資方法といえるでしょう。

 

ミニ株のデメリットとして挙げられるのが指値注文できないことです。そのため、欲しい株式が買えたとしてもいくらで買えたかはすぐにわかりません。注文してから実際に値段が決まるまでにタイムラグがあるため、タイミングによっては思っていた価格よりも高くなることもあるでしょう。

 

また、証券会社によってミニ株取引にはいろいろな制限がかかることもあります。発注回数が決まっていたり、取引時間が制限されたりと独自のルールがあるため、通常の株式取引に慣れている人でも戸惑うかもしれません。加えてミニ株は購入単価が低いものの、その分手数料の割合が高くなることもあります。手数料の割合が多くなる分だけ儲かるまで時間がかかることもあるでしょう。

ミニ株とるいとうの違い

ミニ株とるいとうの違い

ミニ株と並んで少額投資の手段として知られているのがるいとうです。るいとうとは「累積投資」のことで、定額を積み立てて株式を購入する仕組みを言います。単元未満株を買う、買って積み立てることができるという点ではミニ株とるいとうは似た投資手法といえるでしょう。また少額から株式を購入できるという点でも同じです。

 

ミニ株とるいとうの大きな違いが、るいとうは金額単位で株式を購入し続けるという点でしょう。るいとうの場合は、毎月1万円ずつなど金額を指定して株式を購入します。これはドルコスト平均法といって、株式の平均購入金額を結果として低くする手法でもあります。ただし、毎月決められた日に株式を購入するため、自分で売買タイミングを計ることができません。忙しい人であっても毎月株式を積み立てられる一方で、自分で割安だと感じるタイミングですぐに買うことができないというデメリットがあります。

 

るいとうもミニ株も証券会社によって取り扱い銘柄が違います。また証券会社によって手数料も違うため、確認しておきましょう。いきなり高額の投資には抵抗があるという人にとってはミニ株やるいとうのような単元未満株の取引が始めやすいでしょう。投資になれていない時にいきなり高額の投資をしてしまうと、大きな損失を被ってしまう可能性もあります。投資に慣れるためにも少額から投資をスタートできるミニ株にチャレンジするという選択肢があります。

 

楽天証券ではミニ株とは違いますが、楽天のサービスを利用して貯まった楽天ポイントを使って投資をすることができます。これまでなかなか投資に手を出せなかったという人でも、手軽に始められるでしょう。

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