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投資初心者でも始めやすい!IPO投資の基本について解説

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2019年8月14日 10時0分

投資初心者でも始めやすい!IPO投資の基本について解説

投資初心者でも始めやすい!IPO投資の基本について解説

IPO(新規公開株)投資は、投資初心者でも利益を上げられる可能性が高い魅力的な投資方法のひとつです。上場される予定の株を購入して、上場後すぐに売却するIPO投資の魅力とやり方についてまとめました。

投資初心者でも始めやすい!IPO投資の基本について解説

IPO(新規公開株)・IPO投資とは?

IPO(新規公開株)・IPO投資とは?

IPOは、「Initial Public Offering」の頭文字を取った言葉で、株式の新規公開を意味します。

 

株式会社は株を発行して企業運営しますが、すべての株式会社の株が自由に売り買いされているわけではありません。株式市場で売買される株は、上場している企業の株式だけです。そして、株式会社が「株式を上場して、一般の投資家から資金を集める」行為をIPOと呼びます。

 

株が新規公開されることになると、上場前に公募で株が売り出されます。それを手に入れて、上場後、初値がついた瞬間に売却するのが「IPO投資」です。

IPOのメリット・デメリット

IPOのメリット・デメリット

IPO投資がなぜ儲かる可能性が高いのかというと、「公募価格に比べて、初値は値上がりする場合が多い」からです。値上がりさえすれば、事前に購入した株式を初値で売るだけで差益を得られます。

 

たとえば、人工知能を扱っているHEROZという会社が2018年に上場した際の公募価格は4,500円でしたが、初値は4万9,000円。約10.9倍の高騰を見せました。これは極端な例ですが、このように、単位株(多くの場合100株)を購入しておくだけで、数十万円以上の利益をあげることも、IPO投資では十分あり得ることと言えます。

 

とはいえ、IPO投資にもデメリットがあります。それは、目当ての株が「買えない場合もある」ということです。すぐに儲かる可能性が高いIPO株を買いたいという投資家は非常にいるため、購入は抽選制となっています。

 

その上、抽選申し込みをするためには、その証券口座に購入用の資金が入金されている必要がある場合も多く、ある程度の手元資金がなければ抽選申し込みをすることすらできません。

 

また、IPO株とは言え、必ず値上がりするというものではありません。なかには値下がりしてしまう株もあります。やはり株を買う以上はある程度企業の情報を集めて、値上がりが期待できるのか、人気はあるのか、ということを見ておく必要があるでしょう。

IPOを利用する企業のメリット・デメリット

IPOを利用する企業のメリット・デメリット

企業にとっても、IPOを利用することで広く資金を集めることができるというメリットがあります。知名度や信頼度も上がるため、企業のブランドイメージ向上や採用力アップにもなります。

 

また、株式を上場するためには、コンプライアンスの遵守、正確な財務報告を実現するための社内管理体制の強化が必要です。これには多くの労力とコストが必要ですが、その分、社会的な信頼性を高めると同時に、社内体制を整えることになるでしょう。

 

一方で、株式を公開することによって、経営の自由度が狭まることがデメリットです。経営者は株主の意向を無視することができなくなります。また、継続的に資金調達していくためには、IR公開といった投資家へのアピールも欠かせません。

IPO株の買い方

IPO株の買い方

実際にIPO株を買いたい投資初心者向けに、購入のためのステップをご紹介します。

 

1. 証券会社に口座を開設する

手数料が低いネット証券を利用するのがおすすめです。また、IPO投資は抽選で購入できるかが決まるため、複数の証券会社の口座を作っておくと、ある程度抽選に当選する確率も上がります。

 

2. 証券会社に入金する

証券会社に株の購入資金を入金します。IPO投資を利用する場合は、申し込み時に多少の資金が必要です。提携金融機関を選ぶなど、なるべく手数料がかからない方法を選択すると投資にかかるコストを下げられます。

 

3. IPO株の購入申し込みをする

証券会社のホームページなどから、IPO株の購入申し込みをします。これを「ブックビルディングに参加する」と言います。

 

楽天証券の場合は、「国内株式」を選択した後、「注文」を選択し、「新規公開株式」に進みます。「現在取扱中銘柄」の目論見書を確認し、申し込みたい銘柄のブックビルディングに参加しましょう。

 

申し込み単位株数と購入価格を選び、暗証番号を入力すれば申し込みが完了します。なお、楽天証券は楽天銀行とマネーブリッジすることで自動入金システムを利用できますが、IPO株の申し込みは対象外となっています。事前に購入に必要な資金を移動しておきましょう。

 

ただし、購入価格は「成行」を選んでください。IPO株は購入希望者が多数いるため、それ以外の金額を指定しても抽選に参加できない可能性が高いからです。

 

IPO「前期型」を採用している証券会社の場合、あとは抽選結果を待つだけです。抽選後に証券会社のホームページに行って、当選した場合は購入手続きを行いましょう。

 

ただし、楽天証券の場合は、抽選の前に購入申し込みを行うことになります。ブックビルディング参加→購入申し込み→抽選という順番です。このような方式を「後期型」と呼びます。

 

 

株は、定期的に新規上場されるものです。まずは証券会社に口座を作って、新規公開株をチェックするところから始めてみてはいかがでしょうか?

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