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ひふみ投信の利回りと評判を知りたい 今後どうなる?

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2019年10月17日 10時0分

ひふみ投信の利回りと評判を知りたい 今後どうなる?

ひふみ投信の利回りと評判を知りたい 今後どうなる?

日本株アクティブファンドとして高い人気を誇るひふみ投信。2008年の設定来、高いパフォーマンスを記録しています。つみたてNISAでも購入できるので、長期的な視点でコツコツ投資するのがよいでしょう。

ひふみ投信の利回りと評判を知りたい 今後どうなる?

ひふみ投信とは

ひふみ投信とは

ひふみ投信は主に日本の成長企業に投資するアクティブファンドです。特定の指数に連動するインデックスファンドとは違い、自由な運用を実施しているのが特徴です。2019年7月の月次報告書によると、国内株式83.4%、海外株式11.7%、現金等5.0%で資産配分されています。

 

一般的に、アクティブファンドはインデックスファンドと比べてコストが割高な傾向ですが、ひふみ投信は買付時と解約時の手数料が無料です。保有している間の信託報酬は年1.0584%(2019年9月現在)と低く抑えられています。

 

ひふみ投信は「顔が見える運用」を目指しており、公式サイトで運用部のアナリストやファンドマネージャーの顔写真とインタビューを公開しています。投資家にとって、大事なお金を預ける相手の顔が見えるのは重要です。月次報告書でも顔写真入りのコメントを掲載しており、人柄がわかりやすくなっています。組入比率の高い銘柄については、業務内容を紹介しているので、あまり聞き馴染みのない企業でも、興味を持つきっかけになるでしょう。

ひふみ投信の利回りは?

ひふみ投信の利回りは?

ひふみ投信は2008年10月1日に基準価額1万円ではじまりました。2019年7月末には4万6,166円になっています。過去の運用成績は以下の表のとおりです。

 

ひふみ投信の設定来の運用成績は361.7%。TOPIXは80.0%なので、実に4倍以上のパフォーマンスを上げていることになります。

 

ちなみに、ひふみ投信は分配金再投資専用の投資信託ですので、分配金が現金として支払われることはありません。

ひふみ投信の評判と評価

ひふみ投信が注目を集めたきっかけは、2017年2月にテレビ番組で取り上げられたことです。番組ではひふみが知名度の低い企業に投資することで、この他の投資信託と差別化し、純資産総額を上げ続けてきたことを紹介しました。テレビ放映からしばらくは純資産総額が右肩上がりとなりましたが、2018年1月以降は上下に変動しています。

 

資産流入が落ち着いた後も人気は持続し、受賞歴も多数にのぼります。最近では「R&Iファンド大賞2019 投資信託10年国内株式部門」で最優秀ファンド賞を受賞しました。過去には「R&Iファンド大賞2018 NISA国内株式部門」で優秀ファンド賞を受賞し、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2017」で第6位にランクインしています。

ひふみには3種類ある?

ひふみには3種類ある?

ひふみ投信の今後予想

ひふみ投信は3種類。ひふみマザーファンドを通じて資金を運用するので、投資方針や投資銘柄は同じですが、購入方法や手数料に違いがあります。

 

・ひふみ投信

レオス・キャピタルワークスから直接購入するタイプ。月に2回配信される運用レポートや、お客様限定セミナーなど、手厚いサポートが受けられるのが特徴です。保有期間が長くなると、信託報酬を一部還元してくれるサービスも。

 

ひふみ投信を購入するためには、ひふみ投信専用の口座を作らなければなりません。口座開設はWeb上でできます。残高や評価損益の確認、積立設定や解約もひふみWebサービスから手続きできるので、店舗に足を運ぶ必要はありません。NISAやつみたてNISAでの取り扱いも可能ですが、ひふみ投信しか購入できないことに注意しましょう。

 

・ひふみプラス

こちらは銀行や証券会社などの販売会社を通じて購入するタイプ。ほかの株式や投資信託と同じ口座で管理でき、すでに口座を持っている人ならすぐに購入可能。販売会社によってはつみたてNISAでも購入できます。

 

楽天証券なら買付手数料は無料で、購入は100円から。ひふみプラスはNISAランキングでも上位に入っており、人気の高さが伺えます。また、楽天証券は効率的な運用を実現している投資信託に独自の基準でファンドスコアを付けていますが、ひふみプラスの3年ファンドスコアは最上級の5です(2019年9月現在)。

 

・ひふみ年金

確定拠出年金制度を利用して購入するタイプ。原則として60歳まで引き出せないのがネックですが、掛金が全額所得控除になるため、税制面でのメリットが大きいです。仮に所得税率10%の人が、月に1万円ずつ積み立てた場合、12万円×(所得税率10%+住民税率10%)=2万4000円の減税に。運用収益も非課税です。信託報酬率が年 0.82080%で、ひふみ投信やひふみプラスより低く抑えられているのも特徴です(2019年9月現在)。

ひふみ投信は「守りながらふやす」をモットーに、着実なリターンを目指しています。分配金を出さずに再投資することや、信託報酬を低く抑えていることが、長期投資ではプラスにつながります。短期間で成果を出そうとせずに、コツコツ積み立てていくのがよいでしょう。ひふみ投信を購入するときも、通常の投資信託と同様、購入時期を分散してリスク回避するのが重要です。

参考サイト

・レオス・キャピタルワークス|ひふみ投信 月次報告書 (2019年7月度)2019.10.16
https://www.rheos.jp/toushin/pdf/report20190731_v2.pdf

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