楽天カードの締め日と引き落とし日は？引き落としの日にちや支払方法は変更できる？

楽天カードの締め日は毎月月末、引き落とし日は毎月27日です。ただし、引き落とし日は金融機関の営業日によって変わることもあります。ここでは、楽天カードの締め日・引き落とし日の確認と、支払いが難しい場合の楽天e-NAVIからリボ払い・分割払いへの変更方法や、変更できないケースについて紹介します。

 

クレジットカードの契約内容とは？

クレジットカードを利用する際は、カードの使用ルールを知っておく必要があります。実際のところ、どれくらいの人が自分の利用するクレジットカードの契約内容を理解しているのでしょうか。この点について、一般社団法人日本クレジット協会が2023年7月に公表した「クレジットに関する消費者向け調査結果」報告書が参考になります。 
 
アンケートによると、「クレジットカードを利用したら、契約に基づいた支払いが支払い日にできるよう、あらかじめ口座に入金しておく」というルールの認知度は全体で46.3％。「いずれのルールも知らない（聞いたことがない）」が高かったのは、主に18歳～29歳の男性（27.2％）と30代の男性（20.9％）でした。クレジットカードの使い方に関するルールが曖昧であれば、確認しておいたほうが良いでしょう。 

令和4（2022）年度「クレジットに関する消費者向け調査結果」報告書

楽天カードの引き落とし日と締め日はいつ？

締め日というのは、カードの1カ月分の利用金額を集計する日で、引き落とし日というのは、締め日までの1カ月間に利用した金額が銀行口座から引き落とされる日のことです。

例えば、締め日が毎月15日で支払い日が翌月10日の場合、10月16日～11月15日分の支払いは、12月10日に行われます。よって、この引き落とし日までに必要な金額を準備しておかなければなりません。

・楽天カードの締め日

楽天カードの締め日は月末で、引き落とし日は翌月の27日です。引き落とし日が金融機関の休業日に当たる場合は、翌営業日に引き落としが行われます。ただし、楽天市場でのショッピングでカード利用した場合については、締め日が25日となります。つまり、26日～月末までの利用分は、翌々月の27日に引き落とされるということです。

・締め日における注意点

楽天カードは締め日が月末、引き落としが翌月の27日ですが、ほかのカードではどのような組み合わせになっているのでしょうか。例えば、5日が締め日で、同じ月の27日が引き落とし日となっているカードや、締め日が楽天カードと同じ月末でも、引き落とし日が翌々月の1日と決まっているカードも存在します。ほかにもさまざまな組み合わせがあるので、複数のクレジットカードを利用する場合は、スケジュールの管理に注意が必要です。

 

 

引き落としの日にちは変更できるの？

カードを使ってショッピングをしていると、締め日や引き落とし日を変更したくなることがあるかもしれません。締め日を変更できれば、ある月の利用金額を調整したり、銀行口座の残高が心配なときは、引き落とし日を先に延ばしたりすることも可能でしょう。

楽天カードでは締め日と引き落とし日の変更はできませんが、あとからリボ払いや、あとから分割払いといった支払方法の変更で対応することが可能です。ただし、金融機関によって異なりますが、変更できるのは支払いが予定されている月の最長24日までとなり、それまでに変更する必要があります。

変更が可能なパターンを見てみましょう。例えば、翌月1回払いの利用分は、あとからリボ払いへの変更と、支払回数を3〜36回とするあとから分割払いへの変更が可能です。

また、分割2回払いとボーナス1回払いなどの利用分では、あとからリボ払いへの変更のみ可能となっているため、それ以外への変更はできません。なお、もともとリボ払い・分割3回払い以上・ボーナス2回払いだったものは、支払方法の変更ができないため注意が必要です。

 

各支払方法の詳細は、以下のページよりご確認いただけます。

 

リボルビング払い｜楽天カード

分割払い｜楽天カード

ボーナス払い｜楽天カード

楽天e-NAVI「ご利用可能額照会」｜楽天カード

カード会員規約｜楽天カード

 

 

楽天カードの支払方法を変更するには？

楽天カードの利用状況の確認や、支払方法の変更には楽天カード会員様専用オンラインサービス「楽天e-NAVI」が便利です。楽天e-NAVIは、楽天カードを持っている会員が利用できるオンラインサービスで、リボ払いへ変更したあとの請求金額のシミュレーションなども行えます。

当月分の支払金額は、楽天e-NAVIで確認できます。カードの請求金額が確定し楽天e-NAVIに表示されるのは、毎月12日です。そして、リボ払い・分割払いへの変更が可能なのは、請求金額が確定したのち最長24日までとなります。支払い方法を変更できる期間は、登録している金融機関によって異なるので、前もって確認しておくことが必要でしょう。

 

 

まとめ

ここまで解説したように、楽天カードでは締め日が月末、引き落とし日が翌月の27日と決まっています。締め日や引き落とし日を頭に入れておけば、いつまでにいくら口座に残高があれば良いのかイメージしやすいでしょう。

 

なお、楽天e-NAVIでリボ払いや分割払いに変更する場合は、変更可能な期間が限られているので注意する必要があります。カードの利用状況を確認しながら、引き落とし日に備えましょう。

楽天カードの支払い調整に関するページから詳しい情報を確認できます。リボ払いや、キャッシングなどの特徴についてもチェックしてみてはいかがでしょうか。