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純金積立は儲かるか?純金積立の特徴と取扱会社の比較

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2022年4月8日 10時0分

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純金積立は儲かるか?純金積立の特徴と取扱会社の比較

金は株式、投資信託、土地などに並ぶ投資先のひとつ。現金は最悪の場合ただの紙切れとなってしまいますが、金はそのものに価値があるため、無価値になることはありません。金に投資する方法のひとつが純金積立で、証券会社などを通じて気軽に始められます。純金積立のメリットやデメリットを見ていきましょう。

純金積立とは

純金積立とは

純金積立は毎月金を購入して積み立てていくもの。金を購入すると言っても、金そのものが家に届けられるわけではなく、取扱会社が管理してくれます。楽天証券、SBI証券、マネックス証券といったネット証券でも取り扱いがあるため、気軽に始められるでしょう。これらのネット証券では年会費無料で毎月1,000円から積立できるので、少額でコツコツ積み立てられます。

ほかの投資商品との違いは何?

純金積立最大の特徴は、投資対象が金であること。株式は会社が破綻したときに価値がゼロになってしまう可能性がありますし、現金も極端なことを言えば、国がなくなれば無価値になってしまいます。しかし、金は実物資産なのでそれ自体に価値があり、世界のどこでも通用する安全な資産です。

実物資産と言えば不動産も同じカテゴリに含まれますが、不動産投資には管理費用や固定資産税がかかります。売りたいときにすぐ現金化できない流動性リスクがあるのも欠点。金なら売却するのも容易です。

純金積立のメリット・デメリット

純金積立のメリット・デメリット

純金積立のメリットとデメリットを見ていきましょう。

【メリット】

・少額から始められる
金そのものを手元で保管する、金地金投資の場合にはまとまった資金が必要となりますが、純金積立は1,000円という手頃な値段から投資を開始できるのが魅力の一つと言えます。
ちなみに金地金投資では100グラム:約49万円、300グラム:約146万円が相場で、500グラム以下の場合はバーチャージとよばれる手数料がかかってしまうので、比較してみると純金積立の手頃さが分かりやすいかと思われます。


 

・ドルコスト平均法で購入できる
金地金投資では1回でまとまった量の金を買う必要がありますが、純金積立は金額を指定して少しずつ購入できます。こうすることで、金の価格が安いときは多く、金の価格が高いときは少なめに購入することに。その結果、金の購入価格が平準化されて価格変動リスクが抑えられます。

 

・スポット取引も可能
純金積立では毎月の積み立てのほかに、単発で少額の金を購入するスポット取引もできます。金の価格が下がったときや余裕資金があるときはいつもより多めに購入して、柔軟に運用することができるということです。

 

・金への現物化も可能
取扱会社によっては積み立てた純金を受け取ることができます。もちろん、解約して現金で受け取ることも可能です。

 

・金の管理が不要
金地金投資をして金を買った場合、金そのものを安心できる場所に保管しておかなくてはなりません。純金積立なら取扱会社に預けておけるので、盗難に遭うリスクがありません。

 

【デメリット】

・手数料がかかる
純金積立には年会費や売買手数料のコストがかかります。たとえば楽天証券の場合、年会費と売付手数料は無料ですが、買付手数料は売買代金の1.65%。さらに購入価格と売却価格には売買スプレッドがあります。簡単に言えば購入時の値段は高く、売却時の値段は安くなっています。投資信託には売買手数料がかからないノーロードの商品もあるので、そちらと比べると全体的に手数料が高く感じられるでしょう。

 

・配当や利子がもらえない
純金積立では配当金や分配金、利子といったインカムゲインがありません

 

・純金積立会社の倒産リスク
純金積立の保管方法には特定保管と消費寄託の2種類があります。特定保管は積立会社の資産と顧客の純金をはっきり区別しているもの。一方、消費寄託では積立会社に金地金の所有権を移転させ、顧客はその返還を請求する権利を持ちます。消費寄託の場合は純金積立会社が倒産した場合、購入した分の金がすべて戻ってくる保証はありません

純金積立を取り扱う会社の比較

純金積立を取り扱う会社の比較

純金積立を始めるには、純金積立を取り扱う会社に申し込む必要があります。主な取扱会社の特徴は以下のとおりです。

▽楽天証券
年会費無料、月1,000円から積立可能。購入手数料は代金の1.65%で、売却手数料は無料です。金の現物として引き出すことはできません。時期によっては楽天銀行との口座連携(マネーブリッジ)でポイントが貯まるキャンペーンも。

▽SBI証券
年会費無料で月1,000円から積立可能です。購入手数料は代金の1.65%で、売却手数料は無料です。積み立てた金が1kgになると現物で受け取れます(別途手数料)。8時30分から翌5時00分までリアルタイム取引ができるのも特徴。

▽マネックス証券
年会費無料、月1,000円から積立可能。購入手数料は代金の1.65%で、売却手数料は無料です。証券総合取引口座に加えてマネックス・ゴールド口座が必要。100gまたは1,000g単位で現物として受け取れます(別途手数料)。

▽住信SBIネット銀行
こちらも年会費無料で、月1,000円からの積立が可能です。購入手数料は2.5%で、売却手数料は無料です。現物での引き出しはできません。スマートプログラムの対象になっており、利用状況によってATM&振込手数料の無料回数がUPします。

▽田中貴金属
年会費は1,100円(税込)ですが、ネットサービスを利用する場合は無料になります。最低積立金額は月3,000円。積み立てを休止すると年1回口座管理料1,320円がかかります。購入手数料は購入金額に応じて異なりますが、3,000円~2万9,000円の場合は2.5%。売却手数料は無料です。これまでに50万人の利用実績がある会社です。

 

投資先のひとつとして検討してみては?

金は株式や債券との相関性が低いことから、ポートフォリオに純金積立を加えることで分散投資につながります。ネット証券ならWeb上で簡単に手続きができ、年会費無料なのが魅力。まずは少額から始めてみてはいかがでしょうか?

詳細は楽天証券の純金積立のページから確認できます。純金積立のメリットや、かしこい活用法についてもチェックしておいたほうが良いでしょう。

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