郵便追跡サービスとは。国際郵便や定形外郵便の場合も追跡できる?
楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2020年5月11日 16時0分
郵便追跡サービスとは。国際郵便や定形外郵便の場合も追跡できる?
生活やビジネスに、なくてはならない存在の郵便。郵便サービスはますます便利になっています。中でも郵便追跡サービスはぜひ知っておいてほしいサービス。ここでは、郵便追跡サービスの使い方を詳しくまとめました。
郵便追跡サービスとは
郵便追跡サービスとは日本郵便が提供する、郵便物などの配達状況確認サービスです。郵便局で郵便物・荷物・国際郵便物などを出すと控えが渡されますが、そこに記載されている「お問い合わせ番号」をスマホやパソコンから郵便局のホームページ内にある番号検索画面に入力すると、郵便物の配達状況が表示されます。
郵便追跡サービスの対象となるのは次のものです。
郵便物
荷物
国際郵便物
「配達完了メール通知サービス」も荷物を送る、受け取る側にとって便利なサービスです。これは郵便追跡サービス対象物が、対面やポスト投函などで配達された時に、配達完了のお知らせが指定したメールアドレスに送られるサービスです。
配達完了メール通知サービスを利用するには、郵便追跡サービスの画面から配達完了メール通知サービスの申し込みを行います。
発送した郵便物を追跡する方法
郵便追跡サービスを利用するには、郵便局で渡された控え、あるいは郵便物などの本体に記載された「お問い合わせ番号」が必要です。郵便局のホームページから郵便追跡サービスを選択し、お問い合わせ番号を入力して追跡します。
追跡サービスで荷物を追跡しようとしても「お問い合わせ番号が見つかりません」というメッセージが出てくることがあるかもしれません。そのような場合は追跡サービスに最新情報が反映されていないか、入力した番号が間違っていると考えられます。もう少し時間をおいてから再度追跡してみるか、入力した番号が間違っていないかを確認してみましょう。
インターネットで郵便追跡サービスを利用できる期間は郵便物の取り扱い開始から100日間、国際郵便物は約12カ月間です。時間が経っても郵便物が届いていないことが判明した場合は早めに対処しましょう。
定形外郵便物も追跡できる?
郵便追跡サービスには対象になる郵便物とそうでない郵便物がありますが、対象になっていない定形郵便や定形外郵便、ゆうメールも書留にすれば追跡できるようになります。
書留料金を追加で支払わなければならないものの、書留にすることで引き受けから配達までの過程を追跡できるようになるだけでなく、郵便物が損害賠償の対象になるというメリットがあります。
万が一、郵便で送ったものが壊れてしまったり届かなかったりした場合、一般書留だと10万円から、料金を追加していくことで最大500万円まで実損額が補償されるので、大切なものを発送する場合は書留にすることも検討してみましょう。
簡易書留でも郵便追跡サービスの対象
一般書留よりも安い値段で利用できる簡易書留も追跡サービスの対象です。こちらは万が一の場合の賠償額上限が5万円です。書留にすることで、当日中または時間帯指定の再配達や休日配達が可能になります。
一般書留と簡易書留、どちらも郵便追跡サービスを利用できるので、高価なものを送る時には一般書留、そうでない時には簡易書留というように使い分けするのが良いでしょう。郵便局のホームページでは書留料金も含めた料金計算をすることができます。事前に料金を調べておけば郵便局に郵便を持ち込む時も手続きがスムーズです。
国際郵便(EMS)の追跡方法
EMSは国際郵便の中で最速のサービスです。EMSを利用する場合は、荷物を郵便局に持ち込むか、集荷サービスを利用してください。その際、差出人、受取人、内容物を示すEMSラベルに必要事項を記入しますが、EMSを追跡する時はこのEMSラベルに記載されている13桁のお問い合わせ番号を入力して行います。また、国内郵便と同様に、配達完了をメールで知らせてもらうこともできます。
EMSは世界120以上の国・地域に荷物を届けるサービスです。EMSの追跡情報は海外の郵便局を経由することになるので、配送先の国の郵便局で確認するほうが早いこともあります。日本の郵便局のホームページには各国の海外郵便局リンクが掲載されていますので、受取国の郵便局のホームページから追跡してみましょう。
国際郵便(EMS)の追跡ができない時
国内の追跡と同じように、追跡の情報には時差が生じてしまうことがあります。また、国によっては送信した国から出てしまうと追跡ができないと行った場合もあります。
そうした場合は、まず追跡情報が確認できる時間まで待ってみましょう。追跡が更新されるまで、最大2週間かかる国もあります。それでも更新されない場合は、各国の追跡サイトから確認すると早く更新されている場合があります。日本から海外に送る際は、日本郵便に調査請求をすると荷物がどこにあるのか確かめることができます。しかし海外から日本の場合は調査請求をすることができないため、送り主に確認してみましょう。
ここまで郵便追跡サービス全般について紹介しました。追跡サービスを上手に活用し、それぞれのシーンに適した郵送方法を選ぶことでリスクコントロールを行いましょう。
フリマアプリやオークションサイトでは、運送業者と提携して追跡サービス付きの配送を提供しているケースがあります。例えば楽天のフリマアプリ「ラクマ」でも、郵便局、ヤマト運輸それぞれから「かんたんラクマパック」が用意され、サイズにあわせて選んで利用することが可能です。いずれも追跡可能な配送方法なので、安心して取引を行えるでしょう。
※この記事は2023年3月時点の情報をもとに作成しております。
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