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外国株は国内で購入できる?買い方や注意点も解説

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2019年12月19日 10時0分

外国株は国内で購入できる?買い方や注意点も解説

外国株は国内で購入できる?買い方や注意点も解説

アメリカや中国など、海外の株式を日本国内で買うことはできるのでしょうか?ここでは、海外の株式投資を行いたい人に向けて、外国株の取引の方法や買い方、知っておきたい日本国内株式との違いなどを説明します。

お得に株が買えるって本当?立会外分売について解説

立会外分売って?

立会外分売って?

立会外分売とは、上場企業が通常の株取引の時間外に、通常の株価よりも安値で一定数の株を売る行為です。

立会外分売と通常の株取引の違いを一覧表で見てみましょう。



通常の株取引とは大きく特徴が異なる立会外分売について、メリットとデメリットを次の項目で詳しくご説明します。

メリット・デメリット

メリット・デメリット

立会外分売について、投資化と企業、それぞれのメリットとデメリットを見てみましょう。

・投資家のメリット
1. 割引価格で株式が買える
立会外分売は、多くの場合前日の株価よりも2~3%程度割引いた金額で株式が売り出されます。

2. 利益を得やすいふたつの投資手法を実践できる
立会外分売を利用した立ち回りのひとつ目が、株価の割引を利用して、購入後即売却する方法です。必ず利益が出るとは限りませんが、ある程度の差益を得られる可能性が高いでしょう。

ふたつ目は、立会外分売された銘柄が東証一部に昇格するのを待って、その後売却する方法です。昇格に必要な株主の人数を満たすために立会外分売をする企業もあるため、そのような事情が見込める場合は長期保有する方法もあります。

3. 手数料が無料
立会外分売では、株の購入にかかる手数料が無料です。

・投資家のデメリット
1. 必ずしも値上がりするとは限らない
立会外分売後、株価が必ず上がるとは限りません。即売却しても差益を得られないこともあります。

2. 売却時は手数料がかかる
売却の際は通常通り手数料がかかります。

3. 申込から抽選結果が出るまでの間は資金が拘束される
申込後、抽選結果が出るまでは購入のための資金をほかに使うことができません。

・立会外分売を行う企業のメリット
1. 流動性を高められる
株主数が増えることで流動性を高めることができます。

2. 東証一部昇格の条件を満たしやすくなる
東証一部に上場するためには、株主が2,200人以上必要です。立会外分売で株主を増やすことで条件を満たしやすくなります。

3. 資金を手に入れる
資金繰りの問題で、子会社などの株式を立会外分売で売却する企業もあります。

・立会外分売を行う企業のデメリット
1. 心証が悪くなる恐れ
「経営陣や大株主が大量に株式を売るなんて、会社の業績が悪いのか?」という不安を抱かせかねません。

2. 一時的に売り圧力が高まることがある
立会外分売後、即株式を売却する人が多いと、一時的に売り圧力が高まります。

取引の手順

取引の手順

立会外分売の手続き方法は、それぞれの証券会社によって多少違います。ここでは、楽天証券の場合を例にとり取引手順をご紹介することにしましょう。

1. 証券会社の口座を開設
2. 購入資金を入金
3. 国内株式>注文>立会外分売を選択
4. 申込受付中の株を確認して「申込」を選択
5. 申込単位数量と申込上限数量を参考に申込数量を入力
6. 取引口座を選択
7. 「確認」を選択して内容を確認する
8. 暗証番号を入力して「申込」を選択
・・・ここまでで申し込みが完了・・・

9. 約定後、結果を確認する
国内株式>注文>立会外分売>注文照会・取消を選択すると確認できます。
10. 購入可能な場合は即売却も可能、購入不可能な場合は資金の拘束が解かれます。

以上です。

立会外分売では、あらかじめ金額が明白な場合、購入の予約などと、通常の株取引とは異なる点があります。気になる方は、まず画面を確認してみるところから始めてみてください!

注意事項

注意事項

最後に、立会外分売を利用して株を購入する際の注意点についてご説明します。後で「そうだったの!?」ということにならないよう、あらかじめポイントを理解しておきましょう。

・直前まで条件がわからない上に申込時間が限られている
立会外分売でどの株が売り出されるのかは、事前に証券会社や企業のHPで確認することができます。しかし、実際の株価などは、直前にならないとわかりません。その上、申し込みできる時間は短時間となっているため、うっかりしていると申し込みを忘れかねません。買いたい株がある場合は、アラートを設定しておきましょう。

・一定期間を過ぎると注文取り消しができない
立会外分売の申込は、申込受付時間中であれば取り消せます。しかし、一定期間を超えてからの取り消しは受け付けてもらえません。

・購入できる株式数には制限がある
立会外分売は多くの投資家に株を持ってもらうことを目的のひとつとしているので、ひとりが買うことができる株式数には制限が設けられています。好きなだけ買えるわけではないため、大きな取引を考えている人にはあまり向きません。

・申し込みが多いと抽選になり、買えない場合もある
立会外分売は、申込数が多いと抽選になってしまいます。証券会社ごとに割り当てられた数を申込数が上回った場合、抽選が行われます。

楽天証券のサイトでは立会外分売の申込受付中、実施予定銘柄をご確認いただけます。気になった方は詳細をチェックして株取引をはじめると良いでしょう。

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