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デリバリープロバイダってなに?TMG便の便利な追跡方法はあるの?

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2021年1月22日 16時0分

デリバリープロバイダってなに?TMG便の便利な追跡方法はあるの?

デリバリープロバイダってなに?TMG便の便利な追跡方法はあるの?

インターネットショッピングで買い物することが増え、宅配便を使う機会が多くなっている人も多いと思います。しかし、その一方で、社会全体で人手不足の状態が続き、宅配業者でも対応が困難になっているようです。こうしたなか、購入した商品を届ける宅配業者が、見慣れた大手企業ではなく、デリバリープロバイダと呼ばれるものになっていることがあります。ここではAmazonがデリバリープロバイダを活用するようになった経緯とその評判、消費者から見た対応方法などについて解説していきたいと思います。

デリバリープロバイダってなに?TMG便の便利な追跡方法はあるの?

デリバリープロバイダってなに?

デリバリープロバイダってなに?

まずデリバリープロバイダとは、どういったものなのでしょうか。インターネットショッピングのAmazonで商品を購入すると、ヤマト運輸や日本郵便といった大手の業者によって配送されるイメージがあると思います。しかしここ数年の間にデリバリープロバイダと呼ばれる業者による配送が増えてきました。デリバリープロバイダとはAmazonが提携する運送業者のうち、一定の地域のみで営業している業者のことです。実際に、購入した商品がデリバリープロバイダによって配達されたという経験がある方もいるのではないでしょうか。

 

デリバリープロバイダが導入されるようになった経緯についても、確認しておきましょう。Amazonの配送を引き受けていたヤマト運輸は、2016年まで荷物の取扱量を増大させていました。しかし、慢性的な人手不足のなか、ドライバーにサービス残業を強いることになり、労働基準監督署から労働基準法違反で是正勧告を受ける事態に進展します。ヤマト運輸は状況を改善するため、Amazonを含む顧客に対して運賃の値上げ交渉を行いました。これに対してAmazonはヤマト運輸以外の、地域の中小配送業者に業務を委託する割合を増やしています。これがデリバリープロバイダの始まりです。

デリバリープロバイダ登場の背景

デリバリープロバイダ登場の背景

ここでインターネットショッピングの利用状況と、宅配便の取扱量の実態に関するデータを確認しておきたいと思います。総務省統計局が2019年11月8日に発表した資料があります。1世帯あたりのインターネットショッピング利用での支出は、2019年9月で3万6,204円でした。2018年9月の3万2,094円から12.8%増えています。インターネットショッピングを利用する世帯の数も、39.6%から43.0%へと3.4ポイント増えました。

 

また、2018年9月に国土交通省が公開したデータによると、2017年の宅配便取扱個数は42億5,133万個。前年と比べると、4,343万個1.1%の増加となっています。インターネットショッピングの利用が増えるにつれ、宅配便の取扱量も増えているのが分かります。デリバリープロバイダの登場は、こうした状況を反映したものと言えるでしょう。

デリバリープロバイダの評判

デリバリープロバイダの評判

ネット上でデリバリープロバイダの評判を確認すると、あまりよくないものが見られます。日時を指定したとおりに届かない、配達する人の態度が悪かったといったものです。もちろん、ネット上で言われるほど悪くないという意見もあります。デリバリープロバイダには、地域ごとにさまざまな宅配業者が存在するため、サービスのレベルも均一ではないのかもしれません。提携業者の入れ替えも実施されることがあるようです。

 

一方でAmazonのデリバリープロバイダでは、新しい配達方法への対応を始めています。一部で「置き配指定」に対応しているということです。「置き配指定」にしておくと、在宅でも不在でも車庫や玄関、宅配ボックスなど指定の場所に商品が配達されます。受け取りのサインも不要。インターネットショッピングと宅配業者の問題を解決するための、一つの対策となるかもしれません。

便利な荷物の追跡方法とは?

便利な荷物の追跡方法とは?

TMG便はAmazonのデリバリープロバイダとして利用される宅配業者の一つです。荷物の追跡方法として簡単なのは、Amazonから届くメールにある、配送状況を確認するためのボタンを押すことです。TMGなどいくつかのデリバリープロバイダ業者には、自社サイトに配送状況を確認するページがあります。問い合わせ番号を入力することで、追跡することも可能です。

 

ただしデリバリープロバイダの場合、追跡情報のサイトへの反映が遅れるケースもあるようです。配送業者によっては、追跡サービスの情報更新頻度があまり高くないためと考えられます。またAmazonのサイトでは追跡できないこともあります。これは配送業者とAmazonのシステムがまだ十分に統合できていないときにありうるケースです。

デリバリープロバイダの再配達

デリバリープロバイダの再配達

・サイトから

再配達依頼はTMGが請け負っています。サイトからアクセスが可能です。問い合わせ番号を入力して配達依頼するだけで問題ありません。当日配達は9時~18時配達希望の場合は9時まで、18~21時配達希望は18時までが受付可能時間となっているのでご注意ください。

 

・電話で依頼

再配達は電話で依頼することも可能です。

電話: 0120-130-661(フリーダイヤル、9:00~21:00)
自動電話受付: 050-5525-7445(24h)

追跡できない場合の対処法は?

追跡できない場合の対処法は?

配達がデリバリープロバイダで、追跡できない場合にはAmazonに電話をして確認することができます。ヘルプページには、「配送業者の連絡先」が書いてあります。また、Amazonのカスタマーサービスも利用可能です。デリバリープロバイダとのトラブルについても、こちらが窓口になると思われます。

 

状況によっては、デリバリープロバイダを避けたいと考える方もいるかもしれません。そういった場合、価格などの条件が変わらなければ、利用したい宅配業者を指定できるショッピングサイトを使うことで解決できます。また受け取り方法を、コンビニ受け取りなど宅配以外にしておけば、宅配業者がどこになるか気にする必要がなくなるでしょう。

 

普段何気なく使っているインターネットショッピングですが、宅配の現場では人手不足や低賃金といった問題があるようです。デリバリープロバイダという言葉も、そうした状況のなかで注目を集めています。ネット上では、デリバリープロバイダの配送はやや不便さを感じるといった評判もありますが、人手不足などの問題は社会全体の課題として共有していくべきでしょう。「置き配」などさまざまな解決方法に関心を持ちながら、利用していきたいものです。

 

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