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配当生活で老後はどうなる?株式配当だけで今後の生活は続けられるのか?あこがれの配当生活とは

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2021年8月12日 17時0分

配当生活で老後はどうなる?株式配当だけで今後の生活は続けられるのか?あこがれの配当生活とは

配当生活で老後はどうなる?株式配当だけで今後の生活は続けられるのか?あこがれの配当生活とは

この記事では、株式配当の基礎的な知識から、配当生活の注意点やメリット・デメリットを初心者にもわかりやすく解説しています。少子高齢化により社会保障制度の脆弱性が指摘される今だからこそ、資産形成を学んでいきましょう。

少子高齢化が進み社会保障制度への不安がますます高まる現代、老後の生活もままならなくなる可能性を憂い、多くの人が資産運用に興味を持ち始めています。その中でも、多くの投資家があこがれるのが配当生活です。この記事では配当生活とはどのようなもので、どうすれば実現できるのかについてご説明していきます。

配当生活とは?

配当生活とは?

株式配当とは、株式を保有している株主に対する会社からの利益配分のことです。株式配当は所有している株式の数に応じて会社の利益が配分されるので、株を多く持っている人ほどその会社の利益をたくさん分けてもらえることになります。この配当金で生活することが配当生活です。多くの投資家にとって1つの目標になっています。

 

配当金を受け取るためには、配当のある会社の株式を保有している必要があります。会社によっては配当がないところもあるので、事前に調べておきましょう。また配当金を受け取れる権利は、権利確定日の2営業日前(権利付き最終日)に株式を保有している人に与えられます。権利確定日も会社によって違うので、確認しましょう。

 

株式を保有することで受け取れる配当金は会社によって異なります。株価に対する配当金の割合を配当利回りと呼びますが、配当利回りが大きいほど投資額に比して多くの配当金が受け取れることを意味します。

配当生活で老後はどうなる?

配当生活で老後はどうなる?

配当金で老後の生活資金を賄おうとした場合、どのくらいの原資が必要なのでしょうか。この点を考えるために、まず資金の何%が配当になるか、つまり配当利回りを見てみましょう。配当利回りは1株当たり配当額を株価で割ったもので、配当利回りが3%を超えれば高配当と言われます。

 

例えば、安定した高配当銘柄として知られる、日本を代表する製薬会社、武田薬品工業(4502)の2021年8月12日時点での株価は3,646円でした。1株あたり予想配当額は180円なので、予想配当利回りは4.90%です。最低単元は100株なので、武田薬品工業の株を保有するためには最低でも約40万円は必要です。40万円の投資をして、年間で受け取れる配当金の目安は1万8,000円になります。

 

これをもとに、月20万円×12カ月=年間240万円の生活資金を武田薬品工業の配当金で賄う場合の原資を計算しましょう。すると、240万円÷1.8万円≒133となり、40万円の約133倍にあたる資金が必要ということがわかります。40万円×133を計算すると、約5,300万円。武田薬品工業株を保有して年間240万円の配当を受け取るためには、これだけの原資が必要となります。

 

以上のように、配当金で生活をしようとしたら、まずはそれなりの原資を作っておかなければなりません。もう少し配当利回りの良い銘柄を選べば原資は少なくて済みますが、予期せぬ事態に巻き込まれるリスクも高まります。高望みしない目標金額設定を心がけましょう。

 

また、原資を作って配当金生活を実現したとしても、株を保有するだけで安定した配当生活が実現するわけではありません。保有銘柄の変動は欠かさずチェックしておく必要があります。日々の銘柄チェック、適切なポートフォリオの組み換えをするからこそ配当生活が可能になるのです。

配当生活のメリット・デメリット

配当生活のメリット・デメリット

配当生活のメリットとしてまず挙げられるのは、収入の増加です。年金だけでの生活では心許ないので、多くの人が配当金に注目しています。配当金による収入増加は、生活基盤をより強固なものにしてくれる可能性があります。

 

また株式に興味を持つことにより、投資の知識や技術が身につき、経済に詳しくなるので、資産運用のバリエーションが増え、他の投資でも成功する力が身につくでしょう。配当金狙いだけではなく、その他のインカムゲイン、キャピタルゲインに繋がるかもしれません。

 

一方、配当生活のデメリットとしては、保有銘柄の価格が下落することによる資産価値の減少が挙げられます。受け取れる配当金以上に資産価値が減ってしまえば、トータルでマイナスになってしまいますので、計算しながらポートフォリオを組み替えていきましょう。

 

また保有銘柄の動向が気になって落ち着かない、保有銘柄の価格が下落しているとひどく落ち込んでしまうという人も散見されます。生活を豊かにするはずの配当生活で苦しむことのないように適度な距離を保つ工夫が必要です。

 

今回は、株式配当の基礎的なお話から、配当生活の注意点やメリット・デメリットをお伝えしました。これから始めようとしている人にとっては少し難しく感じる部分もあるかもしれませんが、少しずつ学んでいけば誰でも理解できる内容です。始めるのに遅すぎることはありませんので、気になる方は証券会社の公式サイトを覗いてみましょう。

 

楽天証券の公式サイトには、基礎的な投資の知識を学べるコラムや解説が掲載されています。また配当金の受け取り方も選べますので、この機会に利用してみてはいかがでしょうか。

このテーマに関する気になるポイント!

  1. 株式配当とは
    株式を保有している株主に対する会社からの利益配分のこと

  2. 配当生活とは
    配当金で生活すること

  3. 配当金を受け取れる権利は?
    権利確定日の2営業日前(権利付き最終日)に株式を保有している人

  4. 配当利回りとは
    株価に対する配当金の割合

  5. 配当利回りが何%以上で高配当か
    3%を超えれば高配当

  6. 配当生活のメリットは?
    収入の増加

  7. 配当生活のデメリットは?
    保有銘柄の価格が下落することによる資産価値の減少

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