クレジットカードのセキュリティコードが漏洩したらどうすればいいの?
楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2020年12月2日 10時0分
クレジットカードのセキュリティコードが漏洩したらどうすればいいの?
インターネットショッピングの支払いでカード払いをする際に入力を求められる「セキュリティコード」は、カードの不正利用を防ぐために設定されている数字です。セキュリティコードが漏洩してしまったらどうすればいいのでしょうか。この記事では、セキュリティコードの役割や漏洩した場合の対処法、正しい管理方法について解説します。
セキュリティコードとは
セキュリティコードとは、クレジットカードの裏面の署名欄の端に記載された3桁もしくは4桁の数字のことです。このセキュリティコードは、インターネットショッピングでカード決済時に入力を求められることがあるため、実際に入力したことがある方も多いのではないでしょうか。
セキュリティコードの目的は、クレジットカードの不正利用の防止です。セキュリティコードは、クレジットカードの印字によってのみ確認できるものであり、カードの磁気情報の中には含まれていません。カード本体を所持していなければセキュリティコードがわからないので、正しいセキュリティコードの入力が不正利用でないことの証明になるのです。
特に、クレジットカードの磁気情報だけを盗み取る「スキミング」と呼ばれるカード犯罪にセキュリティコードは有効な手段です。もし違う番号を何度も入力してしまうと、カードにロックがかかり、カード会社に連絡するまで利用ができなくなります。
ただし、このセキュリティコードもカード本体が盗まれてしまっては全く意味がありません。あくまでもカード情報を使った不正利用を防ぐための手段だということを理解しておきましょう。
セキュリティコードが漏洩を防ぐためには
セキュリティコードは、データではなくカードそのものに印字されている情報です。そのため、セキュリティコードの漏洩を防ぐためには何よりもカードの紛失や盗難に気を付ける必要があります。
カードの紛失や盗難に気付いたら、速やかにカード会社のサポートデスクに連絡しましょう。状況を伝えれば、カードの利用停止手続きをとってもらえるため、不正利用を防げます。紛失や盗難は、24時間年中無休で対応してくれるカード会社が多いです。
また、紛失や盗難だけではなく、フィッシング詐欺でもセキュリティコードが盗まれる可能性があります。フィッシング詐欺とは、実在するお店や銀行などから送られたかのように装ったメールから、偽サイトのURLをクリックさせ、クレジットカード番号、セキュリティコードなどの個人情報を入力させて盗み出す手口のことです。
フィッシング詐欺で使われる偽サイトは、本物そっくりに作られていて、見た目だけで偽物と気付くのは難しいです。不審なメールが来たら、URLをクリックせずに自分でサイトを検索したうえでログインしましょう。
セキュリティコードの再発行はできる?
セキュリティコードが他人へ漏洩してしまった場合には、安全のためにセキュリティコードを変更する必要があります。セキュリティコードが再発行されるケースについて解説します。
・カード番号とセキュリティコードが変更になる場合
クレジットカードの紛失や盗難に合った場合には、カード会社に連絡して利用停止の手続きをしましょう。一旦カードの停止手続きをすると、たとえそのカードが見つかっても再び利用することはできなくなるため、通常クレジットカードの再発行手続きも同時に行うことになります。再発行されたクレジットカードは、カード番号もセキュリティコードも新しいものに変更されます。
サービスや公共料金の支払いをカード決済にしている場合、カード番号が変更になったら登録し直さなければ決済がされません。公共料金の支払いが遅れると延滞金がかかるケースもあるので、早めに変更しておきましょう。
・セキュリティコードのみ変更になる場合
磁気不良や破損、有効期限の更新などで再発行されたクレジットカードは、番号がそのままで、セキュリティコードだけ変更される場合があります。この場合、カード番号は変わらないので支払い情報を変更する必要はありません。古い方のカードはハサミを入れて処分しましょう。
養老保険と終身保険の違い
養老保険と終身保険の違いのひとつは、保険の満期の有無です。養老保険はあらかじめ決められた保険期間で保障が終了するのに対し、終身保険は一生涯保障が続きます。養老保険は貯蓄がメインで死亡の保障もついている商品、終身保険は死亡保障に力を入れた商品と考えましょう。
セキュリティコードを安全に管理する方法
セキュリティコードは、カード番号と同じくらい大切なものです。安全に管理するためには、やはりカード本体の紛失や盗難に気を付ける必要があります。また、セキュリティコードを忘れないようにとメモを残したり、スマホで写真を撮って保存しておいたりといったことは危険性の高い行動です。
最近では、セキュリティコードを求めるネットショップも増えているため、フィッシング詐欺サイトでもセキュリティコードを盗み出そうと入力を求めてきます。ネットでの不正利用を防ぐため本体のみに記載されているセキュリティコードも、まんまと騙されて入力してしまっては意味がありません。クレジットカードの情報を安易に入力しないように、メールやサイトに不審な点がないかよく見極めましょう。
ここまで説明してきたように、カード本体を見られなくても情報を抜き取られる可能性はあらゆるところに潜んでいます。普段からクレジットカードのカード番号やセキュリティコードが狙われていることを理解して、細心の注意を払って管理するようにしましょう。
楽天カードには、安心してカードを使うためにさまざまなセキュリティサービスが用意されています。ネットショッピング時に、自分で設定したパスワードを入力する本人認証サービスを利用すれば、安全にお買い物ができます。クレジットカードのセキュリティ意識を高めて、安全に利用しましょう。
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