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iDeCoの金融機関移管について

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2021年1月21日 10時0分

iDeCoの金融機関移管について

iDeCoの金融機関移管について

1年半前に月1万円ずつのiDeCoの積み立てを始めました。 しかし、口座管理手数料が高いのが気になってしまい(月約500円)、運営管理機関の移管を考えています。 運用自体は2020年4月時点で約1万3,000円の損失となっており、今すぐに移管をすべきか、悩んでいます。アドバイス頂けましたら幸いです。

年齢:30代
職業:会社員
世帯年収:400万円未満
ペンネーム:とも

 

iDeCoの金融機関の変更は大変さはありますが、積立金額がまだ多くはないことと、ともさんが気にされている通り確かに口座管理手数料が高いことなどから、変更を検討されても良いかもしれません。

 

検討にあたって、必要な情報を整理してみたいと思います。
まず、現在の金融機関から他の金融機関に移換するにあたって、現在の金融機関に対して4,400円などの手数料を支払うケースがあります。実際に現在口座を開設されている金融機関の費用を確認してみましょう。

 

「企業型確定拠出年金」からiDeCoに移換するにあたっては国民年金基金連合会に対して2,829円がかかりますが、ともさんは既に他の金融機関で「iDeCo」を開始されているため、この費用は発生しません。ただし、金融機関によっては他社からの資産の受け入れで手数料がかかるケースもあるため、念のため移換先の金融機関の内容もチェックしておきましょう。

 

移換先の口座管理手数料が月171円の場合、月々の差額は約330円(500円-171円)ということになります。移換の一時金が仮に4,400円だった場合、1年ちょっとで回収できる計算(4,400円÷330円)のため、中長期で見ると変更によるメリットの方が大きくなりそうです。

 

運用の損失については悩ましいところですが、もしも金融機関の変更の前後で全く同じ商品を購入する場合、損失が出ているということは、この1年半で購入してきた金額よりも概ね低い基準価額から積立がスタートできると考えることもできます(移換の手続きで1〜3ヶ月程度運用ができない空白期間ができるため、その時の相場の状況にもよります)。
また、口座管理手数料が高い金融機関より、低い金融機関の方が、信託報酬などが低い商品のラインアップが充実しているケースも多いため、そうしたコストも加味すると、中長期で1万3,000円よりメリットが期待できる可能性も高そうです。

 

移換元、移換先のそれぞれの一時的なコスト、購入予定の商品の差額などを整理して判断できると良さそうですね。

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