1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

ひとり暮らしのセカンドライフで将来の備えについて

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2021年1月22日 10時0分

ひとり暮らしのセカンドライフで将来の備えについて

ひとり暮らしのセカンドライフで将来の備えについて

シングルマザーでひとり息子を育てたのですが、去年息子は就職して会社の寮に入りました。 二人で住んでいた部屋では無駄に広いと思ったので思い切って一人暮らし用の部屋に引っ越ししたのですが、これまで自分のことにかまっていられず、将来の備えなどをしていなかったことに気が付きました。 これからできる最低限の備えをどうしたら良いか、教えていただけますでしょうか。 現在40代後半で年収は約350万円になります。

年齢:40代
職業:会社員
世帯年収:400万円未満
ペンネーム:ゆう

 

お子様の独立、おめでとうございます。シングルマザーで息子さんを育て上げられたとのこと、ご苦労もあったかと思いますが、素晴らしいことですね。思い切ってお引っ越しをされたというご決断も、これから将来のための資産を形成することに効果的に働きそうです。セカンドライフに入るまでに10年以上おありでしょうから、効果的に蓄財していけると良いですね。

 

ご年齢や会社員として働いていらっしゃるという背景を考えると、まずは個人型確定拠出年金(iDeCo)のご検討が有効と考えられます。
iDeCoは原則60歳までお金が引き出せないことや、口座の開設・維持に一定の手数料がかかることから、貯蓄が少ない若年層には少しハードルが高い制度といえます。一方で45歳以上の人の場合、引き出しができる60歳という年齢が比較的近くなることや、セカンドライフ資金の準備の優先度が上がる時期にあたることから、まず検討してみたい制度といえます。

 

iDeCoでは投資信託などの価格変動がある商品だけでなく、定期預金や保険などの元本確保型の商品も選択できます。加えて、拠出した金額分、所得が少なかったものと見なして税金の計算がなされ、会社員として支払う所得税や住民税が減税になる仕組みもあります。そのため、ゆうさんがこれから会社員として働き続ける中で納める税金を軽減する効果もあります。

 

注意点としては、加入が50歳以降になった場合など、お金を積み立てる期間が10年以上にならないと、受け取り可能な年齢が61歳や62歳など遅くなるケースもあることです。また、会社に退職金の制度がある場合は、iDeCoと退職金の受け取る順番の違いで受取時の税額が変わることもあるため、受け取り開始までに受け取り方法を研究しておくことも大切です。

 

ねんきん定期便やねんきんネットを使って、公的年金の受給額の見込みを確認しておくことも大切です。現在かかっている生活費やセカンドライフで使いたい生活費と、受給できる予定の年金額の差額をiDeCoやその他の預貯金でまかなっていく必要があるためです。
差額が大きい場合、生活費を抑えられる余地はあるのか、60歳や65歳を超えて長く働ける可能性はあるのかなども含めて検討し、自分にとってちょうど良い組み合わせを見つけられると算段しやすくなります。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください