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異常に眠い!女性の眠気の原因と対策について詳しく解説

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2021年9月8日 10時0分

異常に眠い!女性の眠気の原因と対策について詳しく解説

異常に眠い!女性の眠気の原因と対策について詳しく解説

「異常に眠い」と感じる場合には、何らかの原因や病気が隠れている可能性があります。中でも、女性の睡眠は心身の健康や生理とも深くかかわりがあるのをご存じでしょうか?ここでは、女性ならではの眠気の原因と対策について詳しく解説します。眠気で悩んでいる方は参考にしてみてはいかがでしょうか。

女性特有の眠気とは

女性特有の眠気とは

しっかり寝ているにもかからわず、昼間に眠気を感じてしまう原因は「過眠症」などの病気のほか、生活習慣や睡眠の質によるもの、ホルモンの乱れによるものなどさまざまです。

 

女性には、毎月の月経や妊娠・出産、閉経など大きなホルモンバランスの変化があります。そんな、ホルモンバランスの変化により「異常に眠い」という症状に悩む女性が多くみられるのです。

月経周期によるもの

生理前に眠くなった経験のある女性は多いでしょう。月経による眠気の原因と予防法について解説します。

・生理前に眠気が強くなる原因

生理前に眠気が強くなるのは、月経周期による女性ホルモンの変化が原因といわれています。女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」という2種類がありますが、このうち生理前にはプロゲステロンが多く分泌されるといわれています。

 

このプロゲステロンには体温を高くする働きがあるため、就寝時の体温が下がりにくく、寝つきが悪くなる原因となります。逆に日中には、体温が高くなることで強い眠気を引き起こすこともあるようです。

・生理前の眠気を予防する方法

まずは月経周期をしっかり把握し、自分の体調にあわせて、仕事や休暇のスケジュールを調整することが大切です。月経前には規則正しい生活を心がけ、リラックスできるよう好きなことをして過ごしてみましょう。

 

ただ、眠気があるだけでなく、心や体の不調がある場合は「PMS(月経前症候群)」の可能性も考えられます。婦人科を受診すれば、PMSの症状を軽減するための低用量ピルや、ホルモン製剤、抗うつ薬などを適切に処方してもらえるので、気になる方は相談してみるのも良いかもしれません。

公益社団法人日本産婦人科学会 月経前症候群(PMS)

妊娠によるもの

妊娠中には、さまざまな要因で眠気を感じる人が多いでしょう。妊娠による眠気の原因と予防法について解説します。

・妊娠中の眠気の原因

妊娠すると、生理前と同様にプロゲステロンの分泌が増えるため、体温が上昇して眠気を感じることがあります。妊娠初期は体を安静にしようとプロゲステロンが活発に分泌されるため、特に眠気を感じる人が多いようです。

 

また、妊娠中期には血液中の栄養や酸素が赤ちゃんに送られ、母体が貧血気味になることから眠気を感じることがあります。妊娠後期から臨月までは、エネルギーを消費して疲れやすいことや、大きなお腹のために眠りの質が落ちることなどが、日中に眠気を感じる原因となるのです。

・妊娠中の眠気を予防する方法

妊娠中に眠気を感じても、家事や子育て、仕事などで寝てばかりはいられないという方も多いでしょう。仕事場で眠気を感じたときは、眠気覚ましのツボを押す、足先の曲げ伸ばしをするなどの対策があります。自宅で眠いと感じたときには、思い切って眠ってしまうこともひとつの手です。短時間の昼寝であれば、夜の睡眠への影響も少なくすむでしょう。

 

妊婦さんが異常に眠いと感じるのは、妊娠にともなう生理現象のひとつといえます。「今は体を休める時期」と割り切り、眠れるときにはしっかりと体を休めることが大切です。

更年期障害によるもの

更年期障害によるもの

更年期障害とは、ホルモンバランスの変化などが原因で、身体にさまざまな症状が現れることを指します。女性は、40代後半から50代前半にかけて閉経を迎える頃に更年期障害の症状が出てくるといわれています。

なお、女性における閉経のような明確な節目はないものの、男性も40代を過ぎると、さまざまな原因により更年期障害の症状が現れることがあります。

 

ここからは、更年期による眠気の原因と予防法について解説します。

・更年期に眠気が強くなる原因

更年期に眠気が強くなるのは、女性ホルモンのエストロゲンの分泌が低下し、ホルモンバランスが崩れてしまうためです。その結果、自律神経が乱れ、日中にもかかわらず強い眠気を感じてしまいます。

 

また、更年期には、のぼせや動悸、めまい、頭痛、イライラ、不眠といった症状が現れることもあるでしょう。いずれの症状も、夜の睡眠の質を下げる原因となります。更年期になると眠気を感じることが多くなるのには、このような理由もあるのです。

・更年期の眠気を予防する方法

更年期の眠気の予防には、生活習慣を整え、適度な運動やリラックスタイムをとることが大切です。自律神経の乱れを原因とする眠気は、このような生活改善によって緩和できる場合があります。

 

なお、更年期障害の症状がつらい場合は、専門医の診察を受けると良いでしょう。主に、ホルモン補充療法や漢方薬が処方されるようです。

公益社団法人日本産婦人科学会 更年期障害とは

そのほかの原因

その他の原因

日中眠気を感じる原因はさまざまです。先ほど紹介したもの以外で、考えられる原因について紹介します。

・ストレスによる自律神経の乱れ

自律神経が正常であれば、夜間になると「交感神経」優位の状態から「副交感神経」優位の状態に切り替わり、リラックスします。質の良い睡眠をとるのに欠かせない条件です。しかし、強いストレスで自律神経が乱れると、交感神経が優位なままでリラックスできなくなり、眠りが浅くなります。そのため、昼間に眠くなってしまうことがあるのです。

・低血糖

食後に強い眠気を感じる場合は、低血糖が原因かもしれません。食後に血糖値が上がると、糖をエネルギーに変えるためのインスリンが分泌されます。インスリンが大量に分泌され血糖値が下がりすぎると低血糖状態となり、発汗や動悸、手足の震え、脱力感、眠気やめまいなどの症状が現れるのです。低血糖の原因は、無理なダイエットや朝食を抜くなどの不規則な生活習慣にもあります。低血糖が続く場合は、内分泌系の病気の可能性もあるため、医療機関で診察を受けましょう。

・過眠症やそのほかの疾患が隠れている場合も

眠気を感じる状態が続いている場合は、睡眠障害の可能性もあります。睡眠障害の一種である過眠症は、夜にしっかり寝ていても日中に眠気を感じてしまう病気です。このほかにも、睡眠障害には「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」や「概日リズム睡眠障害」などがあります。

一般社団法人日本呼吸器学会 呼吸器の病気 睡眠時無呼吸症候群

症状がつらい場合は受診を!

症状がつらい場合は受診を!

強い眠気が続く場合は、ただの眠気ではなく何らかの病気の可能性もあります。早めにかかりつけの医師に相談をするようにしましょう。

病院にかかった際の医療費は、クレジットカードを使って支払うことができる場合もあります。カード払いに対応していない病院もあるので、事前に確認しておきましょう。

カード払いが可能な病院であれば、現金で支払うよりもお得に医療費の支払いができます。例えば、楽天カードなら医療費の支払いで楽天ポイントを貯められるので、現金で支払うよりもお得といえます。

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